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ちゃらーす☆

今回取り上げるのは、2014年を最高の形で締めくくったリバプール!
4得点という久々の大量得点に確かな手応えを感じているブレンダン・ロジャース監督。

アーセナル戦から見え始めていた兆しがどう結果に結びついたのかを分析したいと思います!
勝ち点はまだまだ足りないっすケド、この形を維持できれば必ず結果に現れるハズ。

守備面ではまだまだ改善が必要な点も多いっすケド、まずはこの攻撃力を分析していきたいっす!


▼3トップの歯車をかみ合わせたのは3人の距離感
ロジャース監督は、色んな形で3トップを試してきました。
長い間そのセンターにはバロテッリが君臨していたケド、バロテッリは一向にフィットしない。
スターリングは長らくWGで使われる日々。
これが一概に悪いとは言い切れませんが、結果は残せず。。。

そこで起用したのが、CFにスターリングを配置する形。

しかし問題があって、スターリングは左サイドに流れる癖が。。
そうすると中央が留守になる。

また、両WGがワイドにポジションを取る形は、CFに高さがあるか、両WGに個で打開出来る能力があれば効果的だケド、いずれも足りているとは言い難い印象。。

そこでスウォンジー戦で起用した、中央に3枚のFWを配置する形に行き着きます。
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一目瞭然ですね。

ここ最近、特にコウチーニョ自身は調子を上げてました。

しかし得意のドリブルを仕掛けてもサイドで孤立するシーンが多く、空回りするシーンも多く見受けられてた。。。

前線3枚、スターリング、コウチーニョ、ララーナはいずれもドリブルで運ぶ事が出来る選手。
でもそれぞれが連動する事は少なかったように思えます。

それが3人の距離間を詰めた事で、ドリブルをしても孤立する事が少なくなった。

1人2人かわして、3人目が抜けないならパスをすれば良い。
さらに、多く見られるようになったのが、交差して横切っていく"ランニング"。

このランニングによってスペースが生まれ、更にドリブルで進撃する事が可能になります。
囮にしても良し、スイッチしても良し。

こうして機動力の高い3人の能力を最大限生かす事に成功したわけですね。


▼敵の守備を引き延ばす両WBとヘンダーソンの推進力...
更に注目したいのが、両WBの攻撃意識っす。

スウォンジー戦のレポートにも書きましたが、
リバプールの両WBは攻撃の際、両方がWGの位置まで攻め上がります。

"ボールサイド"では無く、"両サイド"。

FWを中央に3枚並べると、当然中央を固められて、ゴール前に蓋をされる。
それを防ぐ為に敵のDFを横に引き延ばす必要があるんすね。

両WBの攻め上がりによって最前線に5枚が並び、敵を横に引き延ばしながら中央での勝負が可能に。

さらに、ヘンダーソンが勢いに乗ってオーバーラップを果敢に仕掛けていく。
このタイミングが絶妙に良い!

ヘンダーソンはユーティリティなプレーヤーっすケド、やっぱりボランチが一番輝く!


この超攻撃シフトによって息を吹き返す事に成功。
大量4得点を生み出すに至りました。


さて、この3トップのフィットによって益々立場が怪しくなったバロテッリ。。
ランバートあたりはセンターにオプションとして使うのは面白いと思うっす。

あとはキャプテンがこのシステムにどう入ってくるのか。

スウォンジーはこの勢いに完全に飲まれる形となりましたが、今後カウンターを当然狙われる中で、どんな対応を見せていくのか。

非常に楽しみっすね!
新三銃士が牽引する2015年のリバプールに注目しましょう!

あけましておめでとうございました!笑


うん、メモメモ♫