▼この記事を読むのにかかる時間/約8分
ちゃらーす☆
よし、プレミアリーグ!
週末はJリーグでちょっと肩透かしを食らったので、ここで楽しい試合を見たいものです。
決してJリーグ批判ではないですよ!
ただし、この前見た試合はさすがにイマイチだったのは否めないっす。。
さて、上位対決。
チェルシーとサウサンプトンの一戦。
チェルシーがホーム、スタンフォードブリッジで迎えます。
前回対戦では1-1の引き分け。
セスクがボックス内で倒されたにも関わらず、逆にセスクのシミュレーションでイエローカードが提示された事態を受けたモウリーニョが、
「反チェルシーキャンペーンだ」
と憤慨。
協会から罰金を科せられる事態に。
さて、この対戦で面白いのは、監督同士の関係ですね。
バルセロナで共に仕事をした仲。
当時、モウリーニョは通訳。クーマンは選手として。
ファンハールも含めて、このバルセロナで別々の立場にいた人間が監督として相見えるのは非常に面白い事っすね。
さて、御託はこの辺にして分析!
------------------------------------------------------------------------------------------------
【システムのマッチアップ】
※図はチェルシー側から
青字:チェルシー/赤字:サウサンプトン
▼チェルシー
いつも通りのシステム
4-2-3-1
しかもモウリーニョが一番信頼しているメンバーを並べたっすね。
プレミア序盤が懐かしいメンツ。
ここ最近ズマの起用が少なくなってきたっすね。
㉔ケーヒルがCBに入ります。
▼サウサンプトン
システム自体に大きな変更は無し。
4-2-3-1
守備の時は、少し差がわかりづらいっすケド、
4-4-1-1
って並び。
詳細は後ほど。
最も注目すべきは、1トップに⑦ロングを起用している所。
いつもの⑲ペッレではなくて。
そして残念ながら吉田はベンチスタート。
【注目ポイント】
クーマン監督は完璧にチェルシー対策を練って臨んでるっす。
そして、中12日を挟んでおり、スイス合宿を行うほどの体力面での余裕。
対するチェルシーはチャンピオンズリーグで120分間の死闘を戦い、しかも敗退という、心身ともに疲弊している状況。
連動性に欠けるチェルシーの望みは?
注目!
------------------------------------------------------------------------------------------------
前半~
▼とにかく徹底してロングボールで裏を狙うサウサンプトン...
この日のサウサンプトンについてはこれに尽きるっす。
多分、クーマン監督は、前節のチェルシーVSウエストハムの一戦を研究して臨んだんじゃないかなあ。
その試合で、チェルシーはロングボール主義のアラダイス監督のフットボールに終始苦労してたっすからね。
とにかく、この日1トップに⑦ロングを起用したのもこれが狙い。
ボールを持ったらまずは裏に蹴る。
⑲ペッレよりも機動力のある⑦ロングが走る。チェルシーDFは下がりながらの対応になる。
そしてチェルシーの2CBはスピードが無いから裏を取れる。
たとえ跳ね返されても、下がりながらでクリアの飛距離は無く、2列目がしっかりと回収できる。
そこから崩しにかかる。
この繰り返し。
こんな感じで、特に㉔ケーヒルサイドが狙われてたかなあ。
▼チェルシーの前線に高さがない事がさらに難しくする...
裏に出されて、先にチェルシーCBが追いついて、GKにバックパスをする。
GKクルトワはほとんどショートパスを使わず、基本的にはセーフティに前線に蹴る。
でも、最前線に⑲コスタがいるとはいえ、2列目は⑩アザール、➇オスカル、㉒ウィリアンと、圧倒的に高さが足りない。
結局このロングボールに競り勝つ事は出来ず、サウサンプトンボールに落ち着く。
そして、さらにチェルシーにとって厄介なのがサウサンプトンGKフォスター。
彼の大きな武器はそのキック力。
チェルシーが最前線でチェイスして、GKフォスターにロングボールを蹴らせるも、このキックがチェルシー陣内真ん中くらいまで押し戻される為、チェルシーの最前線と最終ラインは間延び。
中盤はただ行ったり来たりの繰り返し。
しかし。
☆11分 チェルシー得点:1-0
それでも細かいパスを繋いでゴール前まで運ぶと、ボックス内でボールを動かして、相手8人のフィールドプレーヤーをボックス内に封じ込める。空いた右サイドで②イバノビッチがボールを持つとクロス。中央⑲コスタにドンピシャ。ヘッドで先制。
押し込められても結局先制点取っちゃう強さは相変わらず。
勝負強い。。。
それでもやる事は変わらないサウサンプトン。
流れは自分たちにありますから、中央を固めてチェルシーの流動性を封じつつ、ロングボールで機会を伺う。
そして。
☆19分 サウサンプトン得点:1-1
ボックス内でDFを振り切り、半歩前へ抜けた⑩マネに対して㉑マティッチが後ろからスライディング。ボールに触れていたものの危険なタックルという事でイエローカード。そしてこのPKをど真ん中、冷静に沈めた⑪タディッチが同点弾。
先制点を挙げたものの、ペースは終始サウサンプトン。
その勢いをしっかりと得点に結びつけ、尚もサウサンプトンのペースで試合は進むっす。
▼ベースポジションを低く保ち、チェルシーの中央への侵入を防ぐ...
この日のサウサンプトンの守備は、4-4-1-1。
後ろの2列をギュッと狭くして、間に侵入するスペースを与えないっす。
この形。
ボックス付近でポジションチェンジを繰り返すチェルシーの得意の形を封じます。
▼味方が空けたスペースに入ってくるいつもの連動性が見られないチェルシー...
チェルシーの攻撃の特徴といえば、2列目の流動性。しかしこの日はコンディションの問題なのか、影を潜めます。
手前でボールを持つ㉘アスピリクエタ。
そしてその前を横切っていく➇オスカル。
この➇オスカルのオフの動きで大きなスペースが空くっす。
いつもならすかさずこのスペースに人が入ってくる所を、誰も入ってこない。
なかなかスペースを作り出せず、パスが引っ掛かる場面が目立ちます。
結局このまま、チェルシーは得点こそ挙げているものの特に突破口の見えないまま、前半を折り返すっす。
【前半総括】
▼チェルシー
・敵のロングボールに特別な対処は出来ていないまま
・GKクルトワの好セーブが無ければ勝ち越されている
・⑩アザールが前を向いてボールを持つとチャンス
・㉔ケーヒルのスピード不足とターンの遅さが悪目立ちしている。しかしシュートブロックはさすが
▼サウサンプトン
・ロングボール戦術が見事にハマっている
・中央の3枚が攻撃時に数的優位を作り出している
・中盤はかなりの運動量を強いられる
・ロングボールを裏まで蹴る事で攻めあがる時間を稼げる
前半は明らかにサウサンプトンのペース。
チェルシーとしては⑩アザールにしか期待を持てない状況が続いてるっすねえ。
ただ、このままモウリーニョがなんの策も講じてこないとは思えないっす。
後半~
▼さらにプレスの強度を上げるサウサンプトン...
後半に入って、サウサンプトンはさらにチェルシーを追い込みます。
パスの出どころ、④セスクに対して厳しいチェック。
ボールを持つ④セスクに対して、画像でぶれるほどのスプリントをかけるサウサンプトン。
結局このあと、アフターでファールを取られるくらい④セスクに激しいチャージをかまします。
53分 チェルシー選手交代
㉑マティッチ⇒⑦ラミレス
※前半PKの際にイエローカードを提示されていた㉑マティッチ。
後半開始早々にもあわやイエローかというタックルを見舞い、カードトラブルを避けて交代。
しかしここにスタミナのある⑦ラミレスが入る事で、セカンドボールへの反応や全体のバランスが取れるようになっていくっす。
▼圧倒的存在感で敵陣をかき乱す⑩アザール...
反撃の狼煙を上げるのはやはりこの人。
チェルシーの⑩番エデン・アザール。
右に左に、いつも以上にポジションチェンジを繰り返してはボールを受け、ドリブル。
ほとんど彼自身の所でロストする事は無く、サウサンプトンのマークをずらしていきます。
さらにチェルシーは、ここからボールを左右に揺さぶり始めるっす。
徐々に押し込められる時間が増え、守備面での運動量も求められるっす。
▼徐々にスタミナ切れのサウサンプトン...
左右に揺さぶられ、カウンターの際には一気に前に出るスタイルのサウサンプトンは、徐々にスタミナが厳しくなるっす。
カウンターの機会でも、攻撃にかける人数は徐々に減っていき、後方支援が間に合わなくなっていく事でカウンターは単発に。。
71分 サウサンプトン選手交代
➇デイビス⇒⑯ウォードプラウズ
⑪タディッチ⇒⑮ジュリッチ
これは体力面での交代でしょう。
センターの3枚は攻守の核を担ってますから、下げるわけにはいかないっす。
▼替えの利かないセンターの体力はかなり厳しく...
中盤中央の3枚は相当に走ってますから、体力的に相当厳しい。
後半早々で厳しくチェックにいっていた④セスクにもプレスがかからなくなるっす。
中央で自由にボールを持てる④セスク。
試合が進むにつれてペースはチェルシーへ。。
82分 チェルシー選手交代
➇オスカル⇒⑱レミ
そのままトップ下に入るっす。
83分 サウサンプトン選手交代
⑦ロング⇒⑲ペッレ
83分 チェルシー選手交代
㉒ウィリアン⇒㉓クアドラード
両チーム交代カードを使い切るっす。
しかし、この試合とにかく異次元なのは⑩アザール。
ある程度の守備を免除されているとはいえ、ずっとストップ&ダッシュの繰り返し。
終盤になっても平気な顔してる。。
ホント、化け物じみてるっすよ(^^;)
結局ゲームはこのまま試合終了。
今シーズンは白黒つかずに終えます。
【総括】
▼チェルシー
・2位のシティは負けていたので、勝ち点差は広がった
・終盤勝ち越せるチャンスは相当多かっただけに勝ち点3を得られた試合
・㉓クアドラードは相当出来が悪かった
・⑩アザールは好調キープ
▼サウサンプトン
・終盤のGKフォスターの時間稼ぎを見ると、引き分けで狙い通りか
・前半は圧倒。後半に失速はもったいない
・⑫ワニャマ、⑩マネはかなり効いていた
・得点力不足は解消出来ず
------------------------------------------------------------------------------------------------
やっぱりクーマン監督は曲者っすね(笑)
しかもモウリーニョを良く知っている事もあって、一筋縄でいかない感じが。
両監督の戦術的な攻防が多くて楽しかったっす。
やはりプレミアはレベルが高い。
さて、CLも入ってきて大忙しっすね。
メモメモ♫
ちゃらーす☆
よし、プレミアリーグ!
週末はJリーグでちょっと肩透かしを食らったので、ここで楽しい試合を見たいものです。
決してJリーグ批判ではないですよ!
ただし、この前見た試合はさすがにイマイチだったのは否めないっす。。
さて、上位対決。
チェルシーとサウサンプトンの一戦。
チェルシーがホーム、スタンフォードブリッジで迎えます。
前回対戦では1-1の引き分け。
セスクがボックス内で倒されたにも関わらず、逆にセスクのシミュレーションでイエローカードが提示された事態を受けたモウリーニョが、
「反チェルシーキャンペーンだ」
と憤慨。
協会から罰金を科せられる事態に。
さて、この対戦で面白いのは、監督同士の関係ですね。
バルセロナで共に仕事をした仲。
当時、モウリーニョは通訳。クーマンは選手として。
ファンハールも含めて、このバルセロナで別々の立場にいた人間が監督として相見えるのは非常に面白い事っすね。
さて、御託はこの辺にして分析!
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【システムのマッチアップ】
※図はチェルシー側から
青字:チェルシー/赤字:サウサンプトン
▼チェルシー
いつも通りのシステム
4-2-3-1
しかもモウリーニョが一番信頼しているメンバーを並べたっすね。
プレミア序盤が懐かしいメンツ。
ここ最近ズマの起用が少なくなってきたっすね。
㉔ケーヒルがCBに入ります。
▼サウサンプトン
システム自体に大きな変更は無し。
4-2-3-1
守備の時は、少し差がわかりづらいっすケド、
4-4-1-1
って並び。
詳細は後ほど。
最も注目すべきは、1トップに⑦ロングを起用している所。
いつもの⑲ペッレではなくて。
そして残念ながら吉田はベンチスタート。
【注目ポイント】
クーマン監督は完璧にチェルシー対策を練って臨んでるっす。
そして、中12日を挟んでおり、スイス合宿を行うほどの体力面での余裕。
対するチェルシーはチャンピオンズリーグで120分間の死闘を戦い、しかも敗退という、心身ともに疲弊している状況。
連動性に欠けるチェルシーの望みは?
注目!
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前半~
▼とにかく徹底してロングボールで裏を狙うサウサンプトン...
この日のサウサンプトンについてはこれに尽きるっす。
多分、クーマン監督は、前節のチェルシーVSウエストハムの一戦を研究して臨んだんじゃないかなあ。
その試合で、チェルシーはロングボール主義のアラダイス監督のフットボールに終始苦労してたっすからね。
とにかく、この日1トップに⑦ロングを起用したのもこれが狙い。
ボールを持ったらまずは裏に蹴る。
⑲ペッレよりも機動力のある⑦ロングが走る。チェルシーDFは下がりながらの対応になる。
そしてチェルシーの2CBはスピードが無いから裏を取れる。
たとえ跳ね返されても、下がりながらでクリアの飛距離は無く、2列目がしっかりと回収できる。
そこから崩しにかかる。
この繰り返し。
こんな感じで、特に㉔ケーヒルサイドが狙われてたかなあ。
▼チェルシーの前線に高さがない事がさらに難しくする...
裏に出されて、先にチェルシーCBが追いついて、GKにバックパスをする。
GKクルトワはほとんどショートパスを使わず、基本的にはセーフティに前線に蹴る。
でも、最前線に⑲コスタがいるとはいえ、2列目は⑩アザール、➇オスカル、㉒ウィリアンと、圧倒的に高さが足りない。
結局このロングボールに競り勝つ事は出来ず、サウサンプトンボールに落ち着く。
そして、さらにチェルシーにとって厄介なのがサウサンプトンGKフォスター。
彼の大きな武器はそのキック力。
チェルシーが最前線でチェイスして、GKフォスターにロングボールを蹴らせるも、このキックがチェルシー陣内真ん中くらいまで押し戻される為、チェルシーの最前線と最終ラインは間延び。
中盤はただ行ったり来たりの繰り返し。
しかし。
☆11分 チェルシー得点:1-0
それでも細かいパスを繋いでゴール前まで運ぶと、ボックス内でボールを動かして、相手8人のフィールドプレーヤーをボックス内に封じ込める。空いた右サイドで②イバノビッチがボールを持つとクロス。中央⑲コスタにドンピシャ。ヘッドで先制。
押し込められても結局先制点取っちゃう強さは相変わらず。
勝負強い。。。
それでもやる事は変わらないサウサンプトン。
流れは自分たちにありますから、中央を固めてチェルシーの流動性を封じつつ、ロングボールで機会を伺う。
そして。
☆19分 サウサンプトン得点:1-1
ボックス内でDFを振り切り、半歩前へ抜けた⑩マネに対して㉑マティッチが後ろからスライディング。ボールに触れていたものの危険なタックルという事でイエローカード。そしてこのPKをど真ん中、冷静に沈めた⑪タディッチが同点弾。
先制点を挙げたものの、ペースは終始サウサンプトン。
その勢いをしっかりと得点に結びつけ、尚もサウサンプトンのペースで試合は進むっす。
▼ベースポジションを低く保ち、チェルシーの中央への侵入を防ぐ...
この日のサウサンプトンの守備は、4-4-1-1。
後ろの2列をギュッと狭くして、間に侵入するスペースを与えないっす。
この形。
ボックス付近でポジションチェンジを繰り返すチェルシーの得意の形を封じます。
▼味方が空けたスペースに入ってくるいつもの連動性が見られないチェルシー...
チェルシーの攻撃の特徴といえば、2列目の流動性。しかしこの日はコンディションの問題なのか、影を潜めます。
手前でボールを持つ㉘アスピリクエタ。
そしてその前を横切っていく➇オスカル。
この➇オスカルのオフの動きで大きなスペースが空くっす。
いつもならすかさずこのスペースに人が入ってくる所を、誰も入ってこない。
なかなかスペースを作り出せず、パスが引っ掛かる場面が目立ちます。
結局このまま、チェルシーは得点こそ挙げているものの特に突破口の見えないまま、前半を折り返すっす。
【前半総括】
▼チェルシー
・敵のロングボールに特別な対処は出来ていないまま
・GKクルトワの好セーブが無ければ勝ち越されている
・⑩アザールが前を向いてボールを持つとチャンス
・㉔ケーヒルのスピード不足とターンの遅さが悪目立ちしている。しかしシュートブロックはさすが
▼サウサンプトン
・ロングボール戦術が見事にハマっている
・中央の3枚が攻撃時に数的優位を作り出している
・中盤はかなりの運動量を強いられる
・ロングボールを裏まで蹴る事で攻めあがる時間を稼げる
前半は明らかにサウサンプトンのペース。
チェルシーとしては⑩アザールにしか期待を持てない状況が続いてるっすねえ。
ただ、このままモウリーニョがなんの策も講じてこないとは思えないっす。
後半~
▼さらにプレスの強度を上げるサウサンプトン...
後半に入って、サウサンプトンはさらにチェルシーを追い込みます。
パスの出どころ、④セスクに対して厳しいチェック。
ボールを持つ④セスクに対して、画像でぶれるほどのスプリントをかけるサウサンプトン。
結局このあと、アフターでファールを取られるくらい④セスクに激しいチャージをかまします。
53分 チェルシー選手交代
㉑マティッチ⇒⑦ラミレス
※前半PKの際にイエローカードを提示されていた㉑マティッチ。
後半開始早々にもあわやイエローかというタックルを見舞い、カードトラブルを避けて交代。
しかしここにスタミナのある⑦ラミレスが入る事で、セカンドボールへの反応や全体のバランスが取れるようになっていくっす。
▼圧倒的存在感で敵陣をかき乱す⑩アザール...
反撃の狼煙を上げるのはやはりこの人。
チェルシーの⑩番エデン・アザール。
右に左に、いつも以上にポジションチェンジを繰り返してはボールを受け、ドリブル。
ほとんど彼自身の所でロストする事は無く、サウサンプトンのマークをずらしていきます。
さらにチェルシーは、ここからボールを左右に揺さぶり始めるっす。
徐々に押し込められる時間が増え、守備面での運動量も求められるっす。
▼徐々にスタミナ切れのサウサンプトン...
左右に揺さぶられ、カウンターの際には一気に前に出るスタイルのサウサンプトンは、徐々にスタミナが厳しくなるっす。
カウンターの機会でも、攻撃にかける人数は徐々に減っていき、後方支援が間に合わなくなっていく事でカウンターは単発に。。
71分 サウサンプトン選手交代
➇デイビス⇒⑯ウォードプラウズ
⑪タディッチ⇒⑮ジュリッチ
これは体力面での交代でしょう。
センターの3枚は攻守の核を担ってますから、下げるわけにはいかないっす。
▼替えの利かないセンターの体力はかなり厳しく...
中盤中央の3枚は相当に走ってますから、体力的に相当厳しい。
後半早々で厳しくチェックにいっていた④セスクにもプレスがかからなくなるっす。
中央で自由にボールを持てる④セスク。
試合が進むにつれてペースはチェルシーへ。。
82分 チェルシー選手交代
➇オスカル⇒⑱レミ
そのままトップ下に入るっす。
83分 サウサンプトン選手交代
⑦ロング⇒⑲ペッレ
83分 チェルシー選手交代
㉒ウィリアン⇒㉓クアドラード
両チーム交代カードを使い切るっす。
しかし、この試合とにかく異次元なのは⑩アザール。
ある程度の守備を免除されているとはいえ、ずっとストップ&ダッシュの繰り返し。
終盤になっても平気な顔してる。。
ホント、化け物じみてるっすよ(^^;)
結局ゲームはこのまま試合終了。
今シーズンは白黒つかずに終えます。
【総括】
▼チェルシー
・2位のシティは負けていたので、勝ち点差は広がった
・終盤勝ち越せるチャンスは相当多かっただけに勝ち点3を得られた試合
・㉓クアドラードは相当出来が悪かった
・⑩アザールは好調キープ
▼サウサンプトン
・終盤のGKフォスターの時間稼ぎを見ると、引き分けで狙い通りか
・前半は圧倒。後半に失速はもったいない
・⑫ワニャマ、⑩マネはかなり効いていた
・得点力不足は解消出来ず
------------------------------------------------------------------------------------------------
やっぱりクーマン監督は曲者っすね(笑)
しかもモウリーニョを良く知っている事もあって、一筋縄でいかない感じが。
両監督の戦術的な攻防が多くて楽しかったっす。
やはりプレミアはレベルが高い。
さて、CLも入ってきて大忙しっすね。
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