▼この記事を読むのにかかる時間/約4分
ちゃらーす☆
さて、今回の記事は、いつものようにチェルシーVSアーセナルをピックアップする予定でしたが。。
結局アーセナルが2人退場者を出して、後半は分析もくそも無かったので、その試合の前半を中心に、ここ最近のチェルシーと何が異なっていたのかを見ていきたいと思います。
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【システムのマッチアップ】
※図はチェルシー側から
黒字:チェルシー/赤字:アーセナル
▼チェルシー
いつも通りのシステム。
4-2-3-1
そして、トップ画にも扱っている通り、➇オスカルが久しぶりにプレミアリーグに復帰。
チャンピオンズリーグには出場していましたが、きちんとリーグにも帰ってきました。
結果としてこれが大きかった。
右サイドに⑰ペドロという新戦力が入っているものの、現状の最強の布陣とも言える顔ぶれ。
(㉖テリーは不在ですが。。)
▼アーセナル
いつも通りのシステム。
4-2-3-1
最前線に⑭ウォルコットを起用するのは、アーセナルが勝利を収めたコミュニティシールドと同様の形。
チェルシーの最終ラインのスピード不足を突く狙いですね。
このFWに関して⑫ジルーが良いのか⑭ウォルコットが良いのかは置いていおいて、2列目より後ろは現状の最強メンバーと言って良いかもしれません。
(④メルテザッカーはわかんないっす(笑))
両チームの顔ぶれを見るだけで、相当豪華な戦いですね。
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▼最大のポイントは➇オスカルの帰還...
やはりこれがかなり大きかった。
➇オスカルはチェルシーの他のトップ下をこなす選手たちとはタイプが異なります。
それは攻撃面ではなく守備面。
もちろん、高い攻撃面でのクオリティの上にです。
守備時には2トップの形で相手をけん制するのがチェルシーのスタイルですが、➇オスカルはその役割をこなしつつ、プレスアルファとして1.5列目、場合によっては2列目まで相手をチェイスしてくれます。
このアーセナル戦で見せた、➇オスカルの献身的な守備を見てみましょう。
左から右に攻めるチェルシー。
11分に戻りながらの見事なスライディングタックルをかまします。
更に12分にも左サイドでタックル。
もちろんノーファール。
この画像を見ると、➇オスカルがいかに守備時のサポートに下がっているかがわかります。
主審のすぐ上にいるのが➇オスカルです。
2トップの並びでの守備を求められている中、さらにこの位置まで下がって守備を助けます。
自身も、実は守備が大好きなんだと語る➇オスカル。
タックルでボールを奪う瞬間が好きとの事です。
素晴らしい。
そりゃあモウリーニョも、「次世代の10番」と呼びたくなりますね。
▼攻守共に献身的になった⑲ジエゴ・コスタ...
そしてもう一つ、この試合で目に止まったのがエースストライカー⑲ジエゴ・コスタ。
開幕以降、不振に陥っていた一人だと思います。
もともとあまり気の長い方ではない⑲コスタ。
(まあ、むしろ短すぎますが。。)
昨季のような突破力は無く、すんでの所で相手のブロックに捕まり、フラストレーションを溜めて自滅。
そもそも、ボールを引き出す動きも乏しく、動き自体が少ない印象でした。
しかしこの試合は違った。
チームの為に守備に走り、そして攻撃においても自分がゴールする事よりもチームが得点する事を優先していたかのように映りました。
右から左に攻めるアーセナル。
右サイドからCBを経由して逆サイドまで展開した所です。
このボール回しの時、⑲コスタがチェイスを辞めずに、最後のSBの所まで追っています。
ここ最近の彼には無い動きでした。
大抵、自分は中央に居座り、周りのチームメイトに行くように促していましたから。
守備力の高い➇オスカルに加えて⑲コスタの守備の貢献が戻ってきた事で、後ろの選手は大変助かったと思います。
左から右に攻めるチェルシー。
ペナルティエリアのライン上左寄り、ボールを持つ⑲コスタ。
この位置から中央に向かってボールを運んでシュートする事を好む彼はしきりにこの位置でボールを受けます。
この時大外に⑩アザールが控える事もあって、十分なサポートを受けて比較的ボールを持つ事が出来ていました。
そして重要なのはこのあとで、バイタルエリアに走りこんでいる④セスクにしっかりと横パスを供給するんですね。
これはこのシーンの一度ではなく、中央に切れ込んできた⑰ペドロにも何度もパスを供給しました。
意地になって自分で無理やりシュートを打つのではなく、しっかりとチームが得点する為に最良の選択肢を選ぶ事が出来ていたのは、チームに大きなプラスの作用を及ぼしました。
アーセナルのDFを退場に追いやったのは、評価の上では触れないでおきます(笑)
▼⑩アザールの復調とボックス周りでのパス&ゴー...
これぞチェルシーの攻撃という感覚でしたね。
まずは⑩アザール。
エースナンバーを背負う彼がまず好調でした。
ここ最近の試合と異なり、左サイドをベースとして、必要以上にポジションを移す事が少なかったように思えます。
(右サイドに顔をだしたり)
どちらかと言うと周りの選手がこの⑩アザールに近寄ってプレーするイメージが近かったと思います。
⑲コスタはこのサイドに流れる事が好きなので、そこで二人で上手くボールをキープしてタメを作れましたし、④セスクもこの位置へ上がっていってレベルの高いワンツーを仕掛けたり。
この位置でしっかりと時間を作る事が出来ていたので、味方の上がる時間を作り出し、そこから得意のボックス周りでのパス回しにシフトする事が出来ていました。
⑩アザール、⑰ペドロ共に、中央へ切れ込んでいく事が出来る選手なので、動きながらパスをスイッチしたりと、相手のブロックをかく乱。
このアーセナル戦で言えば、トップが⑭ウォルコットであった事もあって、前線でキープする事が出来ない。
セカンドボールもチェルシーが支配して、敵陣で波状攻撃を仕掛ける事が出来ていました。
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とはいえ、まだまだダービーをホームで勝利したに過ぎません。
これを継続していかなければならないわけですから、次節での出来が今後を大きく左右する事になるでしょう。
どうなるか見てみよう(笑)
メモメモ♪
ちゃらーす☆
さて、今回の記事は、いつものようにチェルシーVSアーセナルをピックアップする予定でしたが。。
結局アーセナルが2人退場者を出して、後半は分析もくそも無かったので、その試合の前半を中心に、ここ最近のチェルシーと何が異なっていたのかを見ていきたいと思います。
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【システムのマッチアップ】
※図はチェルシー側から
黒字:チェルシー/赤字:アーセナル
▼チェルシー
いつも通りのシステム。
4-2-3-1
そして、トップ画にも扱っている通り、➇オスカルが久しぶりにプレミアリーグに復帰。
チャンピオンズリーグには出場していましたが、きちんとリーグにも帰ってきました。
結果としてこれが大きかった。
右サイドに⑰ペドロという新戦力が入っているものの、現状の最強の布陣とも言える顔ぶれ。
(㉖テリーは不在ですが。。)
▼アーセナル
いつも通りのシステム。
4-2-3-1
最前線に⑭ウォルコットを起用するのは、アーセナルが勝利を収めたコミュニティシールドと同様の形。
チェルシーの最終ラインのスピード不足を突く狙いですね。
このFWに関して⑫ジルーが良いのか⑭ウォルコットが良いのかは置いていおいて、2列目より後ろは現状の最強メンバーと言って良いかもしれません。
(④メルテザッカーはわかんないっす(笑))
両チームの顔ぶれを見るだけで、相当豪華な戦いですね。
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▼最大のポイントは➇オスカルの帰還...
やはりこれがかなり大きかった。
➇オスカルはチェルシーの他のトップ下をこなす選手たちとはタイプが異なります。
それは攻撃面ではなく守備面。
もちろん、高い攻撃面でのクオリティの上にです。
守備時には2トップの形で相手をけん制するのがチェルシーのスタイルですが、➇オスカルはその役割をこなしつつ、プレスアルファとして1.5列目、場合によっては2列目まで相手をチェイスしてくれます。
このアーセナル戦で見せた、➇オスカルの献身的な守備を見てみましょう。
左から右に攻めるチェルシー。
11分に戻りながらの見事なスライディングタックルをかまします。
更に12分にも左サイドでタックル。
もちろんノーファール。
この画像を見ると、➇オスカルがいかに守備時のサポートに下がっているかがわかります。
主審のすぐ上にいるのが➇オスカルです。
2トップの並びでの守備を求められている中、さらにこの位置まで下がって守備を助けます。
自身も、実は守備が大好きなんだと語る➇オスカル。
タックルでボールを奪う瞬間が好きとの事です。
素晴らしい。
そりゃあモウリーニョも、「次世代の10番」と呼びたくなりますね。
▼攻守共に献身的になった⑲ジエゴ・コスタ...
そしてもう一つ、この試合で目に止まったのがエースストライカー⑲ジエゴ・コスタ。
開幕以降、不振に陥っていた一人だと思います。
もともとあまり気の長い方ではない⑲コスタ。
(まあ、むしろ短すぎますが。。)
昨季のような突破力は無く、すんでの所で相手のブロックに捕まり、フラストレーションを溜めて自滅。
そもそも、ボールを引き出す動きも乏しく、動き自体が少ない印象でした。
しかしこの試合は違った。
チームの為に守備に走り、そして攻撃においても自分がゴールする事よりもチームが得点する事を優先していたかのように映りました。
右から左に攻めるアーセナル。
右サイドからCBを経由して逆サイドまで展開した所です。
このボール回しの時、⑲コスタがチェイスを辞めずに、最後のSBの所まで追っています。
ここ最近の彼には無い動きでした。
大抵、自分は中央に居座り、周りのチームメイトに行くように促していましたから。
守備力の高い➇オスカルに加えて⑲コスタの守備の貢献が戻ってきた事で、後ろの選手は大変助かったと思います。
左から右に攻めるチェルシー。
ペナルティエリアのライン上左寄り、ボールを持つ⑲コスタ。
この位置から中央に向かってボールを運んでシュートする事を好む彼はしきりにこの位置でボールを受けます。
この時大外に⑩アザールが控える事もあって、十分なサポートを受けて比較的ボールを持つ事が出来ていました。
そして重要なのはこのあとで、バイタルエリアに走りこんでいる④セスクにしっかりと横パスを供給するんですね。
これはこのシーンの一度ではなく、中央に切れ込んできた⑰ペドロにも何度もパスを供給しました。
意地になって自分で無理やりシュートを打つのではなく、しっかりとチームが得点する為に最良の選択肢を選ぶ事が出来ていたのは、チームに大きなプラスの作用を及ぼしました。
アーセナルのDFを退場に追いやったのは、評価の上では触れないでおきます(笑)
▼⑩アザールの復調とボックス周りでのパス&ゴー...
これぞチェルシーの攻撃という感覚でしたね。
まずは⑩アザール。
エースナンバーを背負う彼がまず好調でした。
ここ最近の試合と異なり、左サイドをベースとして、必要以上にポジションを移す事が少なかったように思えます。
(右サイドに顔をだしたり)
どちらかと言うと周りの選手がこの⑩アザールに近寄ってプレーするイメージが近かったと思います。
⑲コスタはこのサイドに流れる事が好きなので、そこで二人で上手くボールをキープしてタメを作れましたし、④セスクもこの位置へ上がっていってレベルの高いワンツーを仕掛けたり。
この位置でしっかりと時間を作る事が出来ていたので、味方の上がる時間を作り出し、そこから得意のボックス周りでのパス回しにシフトする事が出来ていました。
⑩アザール、⑰ペドロ共に、中央へ切れ込んでいく事が出来る選手なので、動きながらパスをスイッチしたりと、相手のブロックをかく乱。
このアーセナル戦で言えば、トップが⑭ウォルコットであった事もあって、前線でキープする事が出来ない。
セカンドボールもチェルシーが支配して、敵陣で波状攻撃を仕掛ける事が出来ていました。
------------------------------------------------------------------------------------------------
とはいえ、まだまだダービーをホームで勝利したに過ぎません。
これを継続していかなければならないわけですから、次節での出来が今後を大きく左右する事になるでしょう。
どうなるか見てみよう(笑)
メモメモ♪
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