▼この記事を読むのにかかる時間/約8分
ちゃらーす☆
さて、本日は個人的に予定が一切入っておりませんのでソッコーでアップ致します。
いつも通り都内の某スターバックスで、タブレットで試合を見ながらノートにメモを取っている不審人物全開。
早速記事にして参りましょう。
とても残念です。
それ以外無いっすね。。
何となく後半いけそうな空気は感じていたんですが。。
ちょっとシステムをいじりすぎたかなってのが個人的な感想です。
前に人数をかければ攻撃力が上がるものでもないので、逆に大渋滞を引き起こして、ゴール前はごちゃごちゃ。
スペースが無くなって、クロスでいきたいのか、中央でいきたいのかも見えづらい終盤となってしまいました。
日本代表もアジアの戦いで苦戦する、"引いた相手を崩す方法"。
気になったのは、後半にはミドルシュートを打った記憶がない事ですね。
ではでは。
------------------------------------------------------------------------------------------------
【システムのマッチアップ】
※図はジェフ側から
赤:ジェフ/青:福岡
▼ジェフ千葉
大きくシステムを変更してきました。
3-3-2-2
こんな表記になるでしょうか。
⑮富澤のアンカーに、2列目が4枚という見方もあるかと思いますが、⑤パウリーニョと⑦勇人のベースポジションはやはりボランチだったかと思います。
まあ、福岡は⑰中村を警戒していたそうですし、ジェフサポも、福岡サポも面食らったんじゃないですかね(笑)
しかし3バックでいくとは。
まさか福岡が2トップでくるのを読んでいたのかな。。
⑰ウェリントンにボールが入ると⑮富澤がプレスバックにくる形ですね。
▼アビスパ福岡
すいません。僕の予想は全くの外れ。
4-4-2
まさかの4バックを使ってきました。
しかもヴェルディ戦とは異なって、2トップの形。
ジェフの2トップに対してわざわざ同数の2CBで対応してくるとは思わなかったなー。
【注目ポイント】
まずはジェフの3ボランチの所。
ここが機能するのかどうか。
そして引いて受ける⑰ウェリントンへの対応に問題が生じないか。
ジェフの両サイドのスペースのケアがしっかりと出来るかどうか。
ジェフ2トップの関係性。
こんな所っすかね。
------------------------------------------------------------------------------------------------
前半~
▼2シャドーの時のように、⑩城後が⑰ウェリントンを追い越す動き...
前節は⑰ウェリントンの1トップに⑩城後と⑦金森の2シャドーの形だった福岡。
⑰ウェリントンが下がって受けて、2シャドーが前に出る形を使っていましたが、それはこの日の2トップの陣形でも見せてきます。
⑩城後は右サイドにベースのポジションを置きながら、積極的に斜めに中央へ侵入。
⑰ウェリントンが引いて出来たスペースに入っていきます。
左から右に攻める福岡(青)。
画像左端が⑰ウェリントン。
彼を追い越して、最前線でボールを引き出したのが⑩城後。
⑰ウェリントンをダミーに使いながら、シャドーストライカーとしての働きを見せます。
これも左から右に攻める福岡。
画像中央が⑰ウェリントン。
そしてその裏に入り込む⑩城後。⑰ウェリントンを通り越して彼がボールを引き出します。
⑰ウェリントンの高さを使いつつ、その次の手をしっかりと用意する事で、ここに駆け引きが生じています。
ジェフとしては的を絞りづらいですね。
▼やはり引いた㊳松田には⑲堤が出てきて対応する福岡...
事前のスカウティング通り、⑲堤はマークするFWが引いていっても持ち場を捨ててしつこく追いかけていきます。
右から左に攻めるジェフ(黄)。
画像中央が低めの位置でボールを受ける㊳松田。
そこに厳しくチェックにいくのが⑲堤。
この時、⑲オナイウが縦の関係を作り出せているんですが、この⑲堤に捕まってしまっている事で、この次のパスがなかなか出せません。。
▼⑰ウェリントンが右サイドに流れてハイボールを引き出し始める...
恐らくジェフが3バックで対応してきた事は想定外だったと思います。
しかし、試合が進むに釣れて、⑰ウェリントンは勝負の場を右サイドに移していきます。
ベンチからの指示なのか、自ら考えての事なのか、⑥田中とのマッチアップを意図的に作り出し、高さのミスマッチを引き起こします。
左から右に攻める福岡。
左サイド深い位置からサイドチェンジ。
このボールに競る⑰ウェリントンと⑥田中。
こうなってしまうと⑰ウェリントンに優位性がありますね。
⑰中村が出場していれば彼の所を狙っていた可能性もあります。
そしてこの形で。。
☆24分 福岡得点:1-0
上のシーンを繰り返したような形でした。
先ほどのシーン同様、左サイド深い位置からサイドチェンジが⑰ウェリントンに放り込まれると、⑥田中とのマッチアップ。
⑰ウェリントンが易々と折り返すと走り込んできたのは㉝鈴木。
ワントラップから右足でのシュートで先制。
同じ形で修正出来なかったのは痛かった。
㉔栗山の反応が遅れている感じですかね。。
この得点後、福岡は同じ形を何度も繰り返してきます。
▼こちらがやりたい縦の崩しを福岡が効果的に繰り出す...
⑰ウェリントンが引いた時に誰がついていくかですが、注意が必要なのはCBが出ていく場合。
その時、後方にスペースを許すわけですから、このスペースを埋める必要があるわけです。
左から右に攻める福岡。
後方からの縦パスを下がって捌く⑰ウェリントンから、外の⑩城後へ。
この時対応しているのがCBの⑳キム。
⑳キムがいた場所にはスペースがぽっかり。
当然。。
そりゃ使いますよ、このスペースを。
⑰ウェリントンがワンツーリターンを受けて抜け出して簡単に危険なゾーンへ侵入していきます。
これを㊳松田と⑲オナイウでやってほしかった。
狙いが明確だから、全員のイメージが共有されている福岡と、狙いがいまいち不明確で、いろんな攻撃をしようとするあまり、イメージが共有出来ていない印象のジェフ。
福岡リードのまま前半を折り返します。
後半~
▼序盤から上手くボールの回らないジェフ...
福岡は前半からかなりハードにチェイスを仕掛けてきて、対するジェフは捌きに優れた健太郎がフィールドに不在の為、上手くボールが回りません。
⑮富澤の所でプレスを受けると危ないシーンが続きます。
⑰ウェリントンが外に流れている事もあり、この位置で高さは生きません。
⑤パウリーニョと⑦勇人もプレスは秀でていますので、⑮富澤の存在意義があまり感じられません。
(サイドへのロングフィードをもっと積極的に繰り出していれば別ですが。。)
61分 ジェフ選手交代
㉔栗山⇒⑭町田
⑮富澤を左CBに下げて、中盤の構成を変えます。
ボランチを2枚に削り、⑭町田をトップ下に。
これで無条件にFWと町田の所で縦の関係を作り出せます。
ボールを捌ける⑭町田が入った事でボールの回りは多少改善されたかと思います。
70分 福岡選手交代
⑳酒井⇒⑪坂田
74分 ジェフ選手交代
⑥田中⇒⑰中村
ここで相手も警戒するキーマン、⑰中村を投入します。
これで、明確にクロスを狙うのであれば良かったのですが、クロスが増えるわけでもなく、結局中央の攻撃が多い。
まあ、福岡が対応を徹底していたのもあるかと思います。
75分 福岡選手交代
⑦金森⇒④イ
ここで完全に逃げ切り態勢に入ります。
まあ、前半からよく走っていた⑦金森への体力面もあるかと思いますが。
ここで3バックにシフト。
81分 ジェフ選手交代
⑦勇人⇒⑨森本
対するジェフはなりふり構わず攻撃の枚数を増やします。
お互いのシステムはこんな感じ。
うーん、厳しいんじゃないですかねえ。。
㊳松田は下がって受けるシーンが増えてしまって、相手に脅威を与える事が出来なくなります。
前線の人数を増やしてしまうと、ゴール前は渋滞を引き起こしてスペースがなくなって、相手は守りやすくなる。
まあ、結果論かもしれませんが。。
それから、ミドルシュートがなかったのも気になりますね。
引いた相手にはまずそれかなと。
87分 福岡選手交代
⑰ウェリントン⇒⑨中原
フレッシュなチェイサーを投入して盤石の運び。
結局ゴールをこじ開ける事が出来ずにジェフは0-1での敗戦となります。
------------------------------------------------------------------------------------------------
まあ僕は部外者で、あくまで外から見てる感想なので、現場の方々の考えには遠く及ばないと思いますが。。
福岡とか、大宮なんかもそうで、攻撃の形がはっきりしてるなと。
強いチームって、点を取る形が明確だから、共通認識の下にプレーが出来る。
だから迷いが無いなって思うんです。
一方ジェフは、だいたいこんな形で点が取れるってのが無い気がする。
もちろんストロングポイントはたくさんあるんだケド。。
相手によって試合へのアプローチを変えていくのは、僕も分析とか戦術を勉強している身ですから大賛成なんですケド、その中でも不変な部分が欲しいなって。
こーやってスペースを作り出すのは自分たちの形!とか。
ねー。
関さーーん!!笑
その手腕を楽しみにしております!
(嫌味じゃないよ)
WIN BY ALL!!
ちゃらーす☆
さて、本日は個人的に予定が一切入っておりませんのでソッコーでアップ致します。
いつも通り都内の某スターバックスで、タブレットで試合を見ながらノートにメモを取っている不審人物全開。
早速記事にして参りましょう。
とても残念です。
それ以外無いっすね。。
何となく後半いけそうな空気は感じていたんですが。。
ちょっとシステムをいじりすぎたかなってのが個人的な感想です。
前に人数をかければ攻撃力が上がるものでもないので、逆に大渋滞を引き起こして、ゴール前はごちゃごちゃ。
スペースが無くなって、クロスでいきたいのか、中央でいきたいのかも見えづらい終盤となってしまいました。
日本代表もアジアの戦いで苦戦する、"引いた相手を崩す方法"。
気になったのは、後半にはミドルシュートを打った記憶がない事ですね。
ではでは。
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【システムのマッチアップ】
※図はジェフ側から
赤:ジェフ/青:福岡
▼ジェフ千葉
大きくシステムを変更してきました。
3-3-2-2
こんな表記になるでしょうか。
⑮富澤のアンカーに、2列目が4枚という見方もあるかと思いますが、⑤パウリーニョと⑦勇人のベースポジションはやはりボランチだったかと思います。
まあ、福岡は⑰中村を警戒していたそうですし、ジェフサポも、福岡サポも面食らったんじゃないですかね(笑)
しかし3バックでいくとは。
まさか福岡が2トップでくるのを読んでいたのかな。。
⑰ウェリントンにボールが入ると⑮富澤がプレスバックにくる形ですね。
▼アビスパ福岡
すいません。僕の予想は全くの外れ。
4-4-2
まさかの4バックを使ってきました。
しかもヴェルディ戦とは異なって、2トップの形。
ジェフの2トップに対してわざわざ同数の2CBで対応してくるとは思わなかったなー。
【注目ポイント】
まずはジェフの3ボランチの所。
ここが機能するのかどうか。
そして引いて受ける⑰ウェリントンへの対応に問題が生じないか。
ジェフの両サイドのスペースのケアがしっかりと出来るかどうか。
ジェフ2トップの関係性。
こんな所っすかね。
------------------------------------------------------------------------------------------------
前半~
▼2シャドーの時のように、⑩城後が⑰ウェリントンを追い越す動き...
前節は⑰ウェリントンの1トップに⑩城後と⑦金森の2シャドーの形だった福岡。
⑰ウェリントンが下がって受けて、2シャドーが前に出る形を使っていましたが、それはこの日の2トップの陣形でも見せてきます。
⑩城後は右サイドにベースのポジションを置きながら、積極的に斜めに中央へ侵入。
⑰ウェリントンが引いて出来たスペースに入っていきます。
左から右に攻める福岡(青)。
画像左端が⑰ウェリントン。
彼を追い越して、最前線でボールを引き出したのが⑩城後。
⑰ウェリントンをダミーに使いながら、シャドーストライカーとしての働きを見せます。
これも左から右に攻める福岡。
画像中央が⑰ウェリントン。
そしてその裏に入り込む⑩城後。⑰ウェリントンを通り越して彼がボールを引き出します。
⑰ウェリントンの高さを使いつつ、その次の手をしっかりと用意する事で、ここに駆け引きが生じています。
ジェフとしては的を絞りづらいですね。
▼やはり引いた㊳松田には⑲堤が出てきて対応する福岡...
事前のスカウティング通り、⑲堤はマークするFWが引いていっても持ち場を捨ててしつこく追いかけていきます。
右から左に攻めるジェフ(黄)。
画像中央が低めの位置でボールを受ける㊳松田。
そこに厳しくチェックにいくのが⑲堤。
この時、⑲オナイウが縦の関係を作り出せているんですが、この⑲堤に捕まってしまっている事で、この次のパスがなかなか出せません。。
▼⑰ウェリントンが右サイドに流れてハイボールを引き出し始める...
恐らくジェフが3バックで対応してきた事は想定外だったと思います。
しかし、試合が進むに釣れて、⑰ウェリントンは勝負の場を右サイドに移していきます。
ベンチからの指示なのか、自ら考えての事なのか、⑥田中とのマッチアップを意図的に作り出し、高さのミスマッチを引き起こします。
左から右に攻める福岡。
左サイド深い位置からサイドチェンジ。
このボールに競る⑰ウェリントンと⑥田中。
こうなってしまうと⑰ウェリントンに優位性がありますね。
⑰中村が出場していれば彼の所を狙っていた可能性もあります。
そしてこの形で。。
☆24分 福岡得点:1-0
上のシーンを繰り返したような形でした。
先ほどのシーン同様、左サイド深い位置からサイドチェンジが⑰ウェリントンに放り込まれると、⑥田中とのマッチアップ。
⑰ウェリントンが易々と折り返すと走り込んできたのは㉝鈴木。
ワントラップから右足でのシュートで先制。
同じ形で修正出来なかったのは痛かった。
㉔栗山の反応が遅れている感じですかね。。
この得点後、福岡は同じ形を何度も繰り返してきます。
▼こちらがやりたい縦の崩しを福岡が効果的に繰り出す...
⑰ウェリントンが引いた時に誰がついていくかですが、注意が必要なのはCBが出ていく場合。
その時、後方にスペースを許すわけですから、このスペースを埋める必要があるわけです。
左から右に攻める福岡。
後方からの縦パスを下がって捌く⑰ウェリントンから、外の⑩城後へ。
この時対応しているのがCBの⑳キム。
⑳キムがいた場所にはスペースがぽっかり。
当然。。
そりゃ使いますよ、このスペースを。
⑰ウェリントンがワンツーリターンを受けて抜け出して簡単に危険なゾーンへ侵入していきます。
これを㊳松田と⑲オナイウでやってほしかった。
狙いが明確だから、全員のイメージが共有されている福岡と、狙いがいまいち不明確で、いろんな攻撃をしようとするあまり、イメージが共有出来ていない印象のジェフ。
福岡リードのまま前半を折り返します。
後半~
▼序盤から上手くボールの回らないジェフ...
福岡は前半からかなりハードにチェイスを仕掛けてきて、対するジェフは捌きに優れた健太郎がフィールドに不在の為、上手くボールが回りません。
⑮富澤の所でプレスを受けると危ないシーンが続きます。
⑰ウェリントンが外に流れている事もあり、この位置で高さは生きません。
⑤パウリーニョと⑦勇人もプレスは秀でていますので、⑮富澤の存在意義があまり感じられません。
(サイドへのロングフィードをもっと積極的に繰り出していれば別ですが。。)
61分 ジェフ選手交代
㉔栗山⇒⑭町田
⑮富澤を左CBに下げて、中盤の構成を変えます。
ボランチを2枚に削り、⑭町田をトップ下に。
これで無条件にFWと町田の所で縦の関係を作り出せます。
ボールを捌ける⑭町田が入った事でボールの回りは多少改善されたかと思います。
70分 福岡選手交代
⑳酒井⇒⑪坂田
74分 ジェフ選手交代
⑥田中⇒⑰中村
ここで相手も警戒するキーマン、⑰中村を投入します。
これで、明確にクロスを狙うのであれば良かったのですが、クロスが増えるわけでもなく、結局中央の攻撃が多い。
まあ、福岡が対応を徹底していたのもあるかと思います。
75分 福岡選手交代
⑦金森⇒④イ
ここで完全に逃げ切り態勢に入ります。
まあ、前半からよく走っていた⑦金森への体力面もあるかと思いますが。
ここで3バックにシフト。
81分 ジェフ選手交代
⑦勇人⇒⑨森本
対するジェフはなりふり構わず攻撃の枚数を増やします。
お互いのシステムはこんな感じ。
うーん、厳しいんじゃないですかねえ。。
㊳松田は下がって受けるシーンが増えてしまって、相手に脅威を与える事が出来なくなります。
前線の人数を増やしてしまうと、ゴール前は渋滞を引き起こしてスペースがなくなって、相手は守りやすくなる。
まあ、結果論かもしれませんが。。
それから、ミドルシュートがなかったのも気になりますね。
引いた相手にはまずそれかなと。
87分 福岡選手交代
⑰ウェリントン⇒⑨中原
フレッシュなチェイサーを投入して盤石の運び。
結局ゴールをこじ開ける事が出来ずにジェフは0-1での敗戦となります。
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まあ僕は部外者で、あくまで外から見てる感想なので、現場の方々の考えには遠く及ばないと思いますが。。
福岡とか、大宮なんかもそうで、攻撃の形がはっきりしてるなと。
強いチームって、点を取る形が明確だから、共通認識の下にプレーが出来る。
だから迷いが無いなって思うんです。
一方ジェフは、だいたいこんな形で点が取れるってのが無い気がする。
もちろんストロングポイントはたくさんあるんだケド。。
相手によって試合へのアプローチを変えていくのは、僕も分析とか戦術を勉強している身ですから大賛成なんですケド、その中でも不変な部分が欲しいなって。
こーやってスペースを作り出すのは自分たちの形!とか。
ねー。
関さーーん!!笑
その手腕を楽しみにしております!
(嫌味じゃないよ)
WIN BY ALL!!
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