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ちゃらーす☆

ついに終わりましたね。
2015年が。

いつもより早くシーズンを終える形になってしまいました。

その「いつも」がJ2に長く居座っている事を実感させます。。

僕は今季の第1節から全試合を見ていたわけではありませんでした。

まずはプレミアリーグで世界最高峰のフットボールを勉強しようと分析を始め、それをやがてブログという形にして、そしてそれを地元・千葉に還元しようとした。

そんな感じです。

まあ、別に思い出にふけるつもりもありませんが。

2015年は終わってしまっても、クラブの歩みはまだまだ止まらないので、最終節もしっかりと向き合って分析をまとめておきたいと思います。
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【システムのマッチアップ】
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※図はジェフ側から
赤:ジェフ千葉/青:カマタマーレ讃岐

▼ジェフ千葉
いつも通りのシステム。

4-4-2

僕が個人的に望んでいた布陣にはならず(笑)

最終ラインは変わらず。
ボランチも、本来のスターティングに戻し。

右に㉙水野が復帰。
左に⑥田中。

代表帰りの⑪ペチュニクと、㊳松田が2トップ。
⑨森本はベンチにすら入れない状態。


▼カマタマーレ讃岐
前節と同様のシステム。

4-1-4-1

とはいえ、前節は4-2-3-1がベースだったから、若干異なるかな。
中盤5枚をフラットに近い形で並べて守備的な入り。

それでも両サイドが強力なんだから成り立つ攻撃。
⑩高木と⑲仲間を中心にカウンターで攻めてきます。


【注目ポイント】
これは試合後の選手コメントがしっくりくるかも。

水野晃樹「みんな、責任から逃れるような感じで、パスを預けていた。」と。

なんかわかる。
怖がるばかりで、チャレンジするパスやドリブルが少なかったように思えます。
逆に、チャレンジした時は可能性を感じる事が出来た。
でも継続は出来なかった。

無難なまま90分が過ぎていった感じですね。
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前半~


▼同点時の守備スタートは、ある程度前に出てくる讃岐...
讃岐といえば堅守がベースにあるチーム。

ですが、この日は最終節。

もちろん勝利したいハズ。
勝ち点50を目指しているという状況でもありました。

しかし何より、今後に繋がるフットボールを実践しておきたいという想いもあったかと思います。

降格の危機も無くなり、チームが安定してきたタイミングで、少しボールを持つようなフットボールにもチャレンジしていたと聞きます。

そういった背景もあってか、序盤は引いて守るだけでなく、ある程度は前に出てきます。
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左から右に攻めるジェフ(黄)。
最終ラインでボールを持っている時も、讃岐はある程度プレスをかけてきます。


▼実にシンプルな攻撃を繰り返す讃岐...
それでも、ベースは固い守備。
そして攻撃の速さに関しては変わらない。

ボールを奪うと、まず最前線のサイドのスペースにロングフィード。
そこに、残っている⑨我那覇と、⑩高木、⑲仲間がランニング。
ジェフのDFとかけっこ勝負。

ジェフは下がりながらの処理、讃岐は前を向いてガンガン攻めていくって形を何度も作ります。

ボールを失っても気持ちが切れる事なく、切り替え。

このメンタリティの差が大きかったと思います。

ジェフはボールをロストすると、「あぁ...」って雰囲気が漂っていましたから。
讃岐は実に勤勉だった。


そして、気持ちがから回ったのか、緊張があったのか、最悪の立ち上がり。


☆ 8分 讃岐得点:0-1
讃岐の速攻から与えた右コーナーキック。ショートコーナーで角度をつけると、⑩高木が良い状態でクロスを放る。ファーサイドのボールをGK岡本がパンチングにいくも空振り。こぼれ球を㉚エブソンが押し込み讃岐が先制。


これほど早い時間に、GKのミスから失点。。

最悪の立ち上がり。


▼ジェフのサイド攻撃~大岩の孤立~...
この日はとにかくサイド攻撃を意識して入ったジェフ。
引いた相手のブロックの外をぐるぐるボール回し。そしてサイドにつけて良い状態ならクロスを上げる攻撃。

まずは右サイド。

こちらサイドは㉙水野と②大岩。
しかし、㉙水野がほとんどの時間を中央で過ごしていた為、右サイドで②大岩が孤立。
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左から右に攻めるジェフ。
②大岩にパスが入っても完全に孤立。

この②大岩がドリブラータイプならこの1on1に持ち込む形で効果的だが、そうではない。
まずここでクロスが上げられない事象が発生する。


▼ジェフのサイド攻撃~中村封じ~
次に左サイド。
⑥田中と⑰中村のコンビ。

こちらは、どちらもサイドにいたものの、元々突破力は無い⑰中村。
そこにつくのは⑲仲間。

⑲仲間はその力のほとんどを⑰中村封じに費やす。
ただでさえ勤勉なプレーヤーなだけに、この仕事をきっちりとこなしてきます。
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左から右に攻めるジェフ。
⑰中村にボールが入るとすぐさまチェック。アジリティも高い為、ここをなかなか突破できない時間が続く。

ここでジェフには中央のヘルプが無いから、DF側は外だけ警戒していれば良い。
これにもう一枚が絡めば状況はまた変わるんだケド。。


▼ジェフに見えたゴールへの可能性...
それは予習編でも触れた、SBとCBのギャップでした。

「サイドにボールを振った時、讃岐のSBが外に出るものの、CBは中央から動かない為、その間にギャップが生じる。基本的にはここをボランチが下がってケアする。」

このボランチのケアがわずかにずれた隙で、㊳松田が二度のチャンスを迎えます。
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左から右に攻めるジェフ。
右サイドで②大岩がボールを持つと、讃岐のSBが対応。
この時、讃岐CBはペナルティスポットの所にいる。

この間のギャップはボランチが埋める事になっているが、その背後、ボックスの角を㊳松田が取ってボールを引き出す。

更に立て続け。
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右サイド一番外に②大岩。
その前で㉙水野がボールを持つ。
この位置で相手SBとSHを引きつけると、またも㊳松田がCBとSBのギャップを取る。
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㉙水野から縦パスが出てビッグチャンス。反転すればすぐそこにゴール。

ここのギャップには明らかなチャンスがあった。
でもジェフはそれを使えなかった。

サイドで起点を上手く作れてなかったから。。


▼サイドからクロスを上げられれば、やはりバイタルエリアにチャンス...
これも予習編で触れた部分。

「サイドにボールが出れば、CBとのギャップを埋めるためにボランチが下がる。するとバイタルエリアの守備が手薄になる為、セカンドボールは比較的拾いやすいはず。」

これも見られたかと思います。
サイドからクロスを放る事が出来れば、セカンドボールをジェフが拾ってチャンス。
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左から右に攻めるジェフ。
左サイドからなんとかクロスを放る。

するとこの時、讃岐はFW1枚を除いて全員ボックス内にいる形。
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すると跳ね返されてもセカンドボールはジェフが拾える。
パウリーニョがシュートに行ける。

サイドを上手く攻略さえ出来ればこれだけの可能性がある。

しかし、そのサイドで数的優位を作ってない。
ドリブル突破出来る選手もいない。

だからSBとCBのギャップを引き出せない。
クロスが上がらないからバイタルでセカンドボールも生まれない。

漫然と後方に選手を残し過ぎ。
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これは讃岐に跳ね返されたシーン。
讃岐の選手が残っていないにも関わらず、後方に5人ものジェフ選手が残ってる。

これじゃあ暑いブロックを攻略するのは難しい。

サイド攻撃を狙って入りましたが、なかなか攻略できないまま前半を折り返します。


後半~


▼前後の入れ替わりとボランチの参加で糸口を掴む左サイド...
なかなか突破できない左サイド。
しかし、徐々に可能性を見せ始めます。

まずは前後を入れ替えながらボールを動かす事。

それから、ボランチの参加によって崩しのバリエーションが増え、徐々に突破の回数が増え始めます。
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右から左に攻めるジェフ。
主審のすぐ下、⑦勇人がボックスの角目がけてスプリント。
これによって、ジェフのサイドでの崩しは3人に。
相手DFは中央を気にする必要性がある為、ジェフの崩しに厚みが増します。


クロスは上がるようになってきた。
しかし最後の精度が低くて合わない。


58分 ジェフ選手交代
⑦勇人⇒⑯健太郎
⑥田中⇒㉖井出

特にシステムは変更無し。
監督のコメントからすると、⑦勇人が悪かったのではなく、戦術的な面での交代。

㉙水野が中央でゲーム作りに徹してしまっていた為、ゲームメイクを⑯健太郎にやらせて、㉙水野を右サイドに専念させる狙いがあったみたいですね。
右サイドは②大岩が孤立していますから。

㉖井出に関しては、ゴール前の最後の所のクオリティと、停滞しているサイドでの突破を求められてかと思います。


個人的にはこの㉖井出が最も可能性を感じました。
讃岐はサイドを同数で対応していた為、ドリブルで一つかわせると一気にバランスが崩れる。

何度も㉖井出が相手のバランスを崩していました。


しかし、それでも足りない最後のクオリティ。。
結局このままずるずる行ってしまったので、分析もここまでです。


この後、⑲オナイウを投入したり、でも讃岐に突き放されたりですが、正直ゲームの内容自体は何も変わっていないと思います。

前述した内容のまま、改善する事が出来ずにずるずると失点して敗北。。

こんな感じです。
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別に投げやりになったわけではないです。
最終節ですし、カチッとまとめたい気持ちもありましたが、あとは時間とともにって感じなので、ダラダラと文字が並ぶだけになります。

個人的な分析で必要と思えた所は全部書きました。


ただただ悔しいです。


さて、もし関塚監督が続投してくれるのなら、今季の反省を生かした形でチーム作りをしてくれると信じています。


僕のブログは試合ありきなので、しばらくお別れになる方も多いかと思います。

でもまあ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの分析は継続しますし、たまに気づいた事があれば「ヒトリゴト」として戦術系記事とかトレンドに乗っかったりします。


オフ会的なものがあれば積極的に参加させていただきます。

でも自分で企画するパワーが湧かないのであれば乗っかる形です(笑)

シーズンオフの間でも、暇があれば覗いて下さい。
僕は稼働し続けます。


WIN BY ALL!!