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01107
ちゃらーす☆

明けましておめでとうございます!
元日は家でダラダラとお笑い番組でも見て過ごそうかと思っていましたが、忘れていました天皇杯(笑)

J1リーグから気持ちが離れすぎていてすっかり存在を忘れていましたよ。

天皇杯は、プロ/アマ含めて日本一を決める大会なので、真の王者とも呼べる大会かと思います。

って事で、この試合はしっかりと見ておくことにしました。
レッズとガンバという、激熱のカードでもあったので。

しかしまあ、時代は変わったようで。
以前は守備のレッズ対攻撃のガンバって形だったのが、今や逆。
まあ、ガンバも守備ってよりは、カウンターの鋭さを武器にしているってだけですが。

個人的にはカウンターの早い攻撃にも芸術性を感じているので、全く否定的ではございません。

バルセロナのカウンター見ればわかるよ(笑)

最近Jのチームの試合を見る機会が何度かあったわけだケド、結構戦術的で面白いっすわ。
個人能力とかでは欧州が凄いケド、テクニックに関しては日本は世界でもトップクラスらしいしね。

この試合も面白かったです♪

画像の入手の目途が立たないので、画像無しでお届け致します。
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【システムのマッチアップ】
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※図はレッズ側から
赤:レッズ/青:ガンバ

▼浦和レッズ
3-4-2-1

この試合で柏木が見れなかったのはあまりに残念でした。。

走るファンタジスタ

見たかったです。。

後ろはある程度固めつつ、サイドに起点を作るフットボール。
ボランチのバランスのとり方、ビルドアップの可変性に注目ですね。


▼ガンバ大阪
4-2-3-1

ストロングポイントである㊴宇佐美は左のワイドでの起用。
⑪倉田をトップ下に据えます。

こちらは基本的にはカウンター。
ただし、守備一辺倒のカウンター頼み、㉙パトリック頼みではなく、全員の豊富な運動量でしっかりと流動性を作り、高い精度を誇るものです。
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試合序盤、いきなり両チームにアクシデント。

まずは浦和レッズ。
自陣ゴール前のクロスプレーから、⑤槙野の右手の平にスパイクの裏が入って負傷。
かなりざっくりいったみたいでしたね。。
応急処置でなんとかピッチに戻ります。

その後、ガンバ大阪にも。

12分 ガンバ選手交代
⑭米倉⇒㉑井手口

おそらく太ももを痛めての負傷交代。
⑮今野を右SBにコンバートして、㉑井手口をボランチに据えます。


▼可変的なレッズのビルドアップ...
3バックを採用するチームは攻撃時に可変する事が多いですね。
レッズもそう。

攻撃になると、2ボランチが2人とも降りてきて最終ラインに。
そして、両脇のCB、⑤槙野と㊻森脇が1列前のWBの位置へ。

こうしてサイドの厚みを作り出し、2シャドーも絡む事でサイドで数的優位を作り出します。


▼ガンバ大阪のチャンスは基本的には㊴宇佐美から...
やはりストロングポイントであるここを上手く使ってくるのがガンバ。
ここが起点となってチャンスを演出。

しかし、レッズもかなりタイトにマークしている事もあって、その回数自体はなかなか増えません。


▼二段構えのレッズの守備網...
レッズの守備は二段構えにしているようでした。

最終ラインには、両サイドを下げて5バックを形成。
まずは最終ラインのブロックを固めます。

しかし、残りの5人の選手は前線でブロックを形成します。
まずは1トップの㉚興梠に加えて、2シャドーはワイドに開いて外を見る。
空いた中央には2ボランチが1列上がってトップ下の位置に。

敢えて前衛と後衛を分断し、二段構えの守備網を形成します。

基本、前衛で奪取出来ればショートカウンターに移れるし、突破されても5バックが待ち構える。


しかし、⑦遠藤はこれを良くわかってる。
相手のどこにスペースが生まれるのかをしっかりと見えている為、この前衛と後衛の間のスペースに、短い浮き球を通して、相手の嫌な所を突き始めます。


☆ 33分 ガンバ大阪得点:0-1
中盤の攻守の激しい競り合いからでした。右サイドでこぼれ球が⑪倉田の前に転がってくると、すかさず前線に短い浮き球のスルーパス。㉙パトリックが抜け出し、㊻森脇を振り切るとゴールニアサイドに突き刺し先制。


まさに一瞬の隙を突く攻撃。
そして圧倒的な決定力。

しかし、レッズも黙っちゃいない。


☆ 36分 浦和レッズ得点:1-1
右サイド、⑦梅崎が素早いターンで相手の虚を突きフリーでクロス。⑳李が頭で飛び込むもポスト。しかし、こぼれ球を㉚興梠が叩き込み同点。


サイドを中心に攻め込むレッズと、中央を絞って固めるガンバの攻防が続きます。

後半に入ると、またも嫌らしいボールを送り込むのが⑦遠藤。
浦和の守備の中盤にはスペースが生まれる事は先に触れた通りですが、今度は直接そこにボールを送るのではなく、一旦は最前線の頭にフィードを送る。

この"頭に"ってのがポイントで、決して裏ではない。
相手は下がりながらのヘディング対応。
ガンバには㉙パトリックがいる事もあって、発生するのがセカンドボール。

セカンドボールをこのスペースに落とさせる事で、中盤のこのゾーンの攻略を試みます。


☆ 53分 ガンバ大阪得点:1-2
右コーナーキックから。㉙パトリックがファーサイドからニアサイドに走りこむ過程で、⑮今野を回り込むように動く。すると、マークについていた⑤槙野が⑮今野とそのマーカーに行く手を阻まれ、㉙パトリックが完全にフリーの状態に。そこへ⑦遠藤のキックが見事に合ってゴール。

素晴らしい。
これは、バスケットで言うところの"スクリーン"の動き。
(※スラムダンクで、神宗一郎の得意技)


するとここでガンバがシステム変更。
⑪倉田を左サイドに下げ、㊴宇佐美を最前線に上げて4-4-2へ。

後方の守備のブロックのバランスを形成しつつ、圧倒的能力を誇る2人を最前線に残す事で2人でカウンターを成立させてしまう狙い。


この狙いは上手くはまって、レッズはボールの入れどころを見つけられない。
中央に入れても囲まれるので、やはり得意のサイドを起点にします。

選手交代によって、㉑ズラタン、㉔関根、㉛高木を投入して、サイドの突破力を強化しますが、明暗が分かれたのが中央の高さと強さの部分か。

浦和はクロスを放り込んでも中央は㉚興梠と⑳李。
迎え撃つガンバの⑤丹羽と⑥キムの空中戦の強さには分が悪く、何度もクロスを放り込み、いくつかのビッグチャンスも作り出しましたが、結果としてはゴールを割る事が出来ず。


ガンバ大阪がこのリードを守り切って試合終了。
天皇杯2連覇を成し遂げて年初めのゲームに幕を降ろします。
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中央で起点になれる柏木がいたらどうなったかは気になる所ですが、そんなものはたらればで。
ガンバ大阪だって、とんでもない試合数をこなして、一番コンディションのしんどい時の試合なんだから、あれこれ言えないですね。

なんにせよ、この試合も戦術的で面白かったです。
まあ、終盤は戦術もくそも無かったと思いますが。


2016年のJリーグも楽しみだ。

メモメモ♪