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ちゃらーす☆

いやはや、そう上手くは行かないって事ですか...
それでも、2点差をつけられて、1点取り返して、「もしかすると...」っていう期待感はやっぱり持てました。

第一節での成功体験は大きいですね。

しかし、内容的には勝たないといけない試合だったし、勝たないといけない相手であった事も事実。

トップ画にはオナイウを使いました。
個人的には厳しい状況に立たされている選手かと思いますので。

手倉森監督が見ている中でしたし、ジェフの中でも序列的には厳しいかと...
辛辣なスタートですいません。

好きなんですけれどね。
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【システムのマッチアップ】
【J2】VS岡山 分析
黄:ジェフ/赤:岡山

▼ジェフ千葉
4-4-2

前節からの入れ替わりはボランチの⑥山本のみ。
他は前節を踏襲したメンバーで臨みました。

事前の予習通り、⑪船山と⑯小池のスピードを生かそうという意図は感じられました。


▼ファジアーノ岡山
3-3-2-2

前節からはシステムを変更してきました。
少しばかり特殊なシステムです。

5-3-2とも取れるかもしれませんが、⑩矢島がアンカー。
中盤のインサイドに⑤渡邊と⑦伊藤が並ぶ。

中央でより⑩矢島がフリーになりやすくなります。
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▼とにかく、いかにサイドを崩すのか...
ジェフの攻撃は正直これに尽きるかなと。

この試合、戦術的にはそこまで複雑なものではなかったと思います。
ジェフに関しては、ある程度思った通りに試合を運べていたと思います。

特に前半は。

立ち上がりの5分間で、⑯小池から二度のチャンスを生み出します。
いずれも縦に突破してのものです。

さらに、コンビネーションでもサイドを攻略する意図が窺えます。
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右から左に攻めるジェフ(黄)。
赤枠の所、⑪船山がサイドの裏のスペースを狙っています。
事前の予習通り、このスペースが比較的空きやすい岡山。

まずはこのスペースの一発を狙います。
そしてそこに出せないとなると...
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ここで赤枠⑪船山が降りてきて崩しに参加。
中盤の選手と前後を入れ替えたりして相手のズレを生み出します。
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ボールを下げて相手を喰いつかせたら、すかさず空いたサイドの裏のスペースに飛び出す。
この攻撃でサイドを攻略していきます。

この一連のサイド崩し、ポイントになるのは2トップのサイドに流れるポジショニングでした。
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右から左に攻めるジェフ。
手前サイドでボールを持っているのがFWの⑪船山。
すると、中央に入っていた赤枠の⑧井出がサイド裏のスペースに飛び出す。

こうしてFWがサイドに流れる事でサイドで数的優位を作り出し、攻略していきます。

しかし、結果的にはFWを外に流した事もあって中央での決定力が不足してしまった。
この形が悪いとかではなくて、これは結果としてです。


▼主導権を握り始めたジェフに対して、岡山はシステムの変更...
サイドの攻略もあって、徐々にジェフがペースを握り始めます。
岡山は強さのある2トップにボールをつけるものの、うまく収まらずにジェフがボールを回す。

30分を過ぎた辺りからでした。

岡山はシステムを変更します。
【J2】VS岡山 分析②
3-4-2-1

岡山の普段のシステムに戻します。
これによって、岡山ゴール前のバイタルエリアの厚みが増して、ゴールをこじ開けるのがより困難になります。

中央を固められたジェフで可能性を感じたのは次のシーン。
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手前の赤枠が⑪船山。
やはりFWが外に流れて、SBの㉗阿部も絡んで崩しにかかる。
このサイドから中央の赤枠の⑧井出にボールが渡るとこの位置から強烈なシュート。

サイドで組み立てて手数をかけずに中央でミドル。

この形はもっと増えてほしかったですね。。


▼システムを変更した岡山は後半、戦い方を変える...
岡山のシステム変更は、ゴール前の壁を厚くする事もありましたが、これによって変わったのはピッチの幅を使えるようになった事でした。

1トップの後方に控える2シャドー。
⑦伊藤と⑭押谷。

この位置は"トップ脇"とも呼ばれるポジションで、ジェフの2ボランチの外側でボールを引き出します。

ここをワイドに使って、早めのクロスを放り始める。
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右から左に攻める岡山(赤)。
後半早々、赤枠の⑩矢島がアーリークロス。
シンプルなサイド攻撃を仕掛け始めます。

そして、試合が動いたのはその1分後。
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赤枠⑤渡邊がこの位置からファーサイドまでフィードを送る。
それを受け取ったのが2シャドーに入る⑦伊藤。
そして。

☆52分 岡山得点:1-0
⑦伊藤の落としに⑲片山。
またもファーサイドにクロスを送ると、③近藤の後方から入ってきた⑭押谷のヘディング。


個人的には、岡山の目的は揺さぶりではなく、シンプルなサイドアタックかなと。
それも深くえぐるものではなく、早めにフィードを送る、リスクの小さなもの。
揺さぶりは副産物と見ています。

ファーサイドを狙っていたのはあるかもしれないです。


☆61分 岡山得点:2-0
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赤枠⑥竹田がこの位置で、やはりファーサイドにクロス。
これは流れますが、㉔赤嶺が拾う。
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青枠が㉔赤嶺。
ここからクロスを上げるわけですが、この時赤枠の⑤多々良がボールウォッチャーになって、⑭押谷を死角に置いてしまう。
死角から体をねじ込んだ⑭押谷が頭で合わせて追加点。


65分 ジェフ選手交代
⑧井出⇒⑩長澤
➈エウトン⇒⑱吉田

前節とは異なり、⑱吉田が左サイド、⑩長澤がトップに入ります。


☆70分 ジェフ得点:2-1
⑩長澤が途中起用に応えます。
中盤で降りてきてボールを受けた⑪船山が相手と入れ替わるとバイタルエリアが空く。
仕掛けながら引きつけて前方を走る⑩長澤へ。トラップからすぐさまシュート。


2失点後からジェフは、早めにパワープレーに出ます。
これが結構効いた。

岡山の最終ラインの空中戦はそこまででもなかったので、ジェフが脅威になる攻撃を繰り返す事が出来ていました。
それでも崩せない。

GK中林の好セーブに阻まれて、チャンスは作っても得点には至らず。

最後は岡山に時間を使われてタイムアップ。
アウェイ初戦は勝ち点0でのスタートになりました。


【まとめ】
ジェフはFWがサイドに流れて数的優位を作り出す事で、試合を優位に進める事に成功する。
しかし中央での厚みに欠け、岡山のブロックを攻略出来ない。
対する岡山が2シャドーを上手く使ったシンプルな攻撃に転じてきた事から、徐々にゴールへ迫られ失点。
終盤のパワープレー含め可能性は感じる事が出来たが、追いつくには至らず。
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上の分析には入れませんでしたが、ラスト10分で出場した⑲オナイウは少し厳しい状況かと思っています。
中央での仕事なら⑱吉田の方が可能性を感じるとも言える。

身体能力は持っているけれど技術が厳しい。

⑱吉田の左サイド起用にも意図はあったかと思いますが、ここも結果的には機能していたとは言い難い。


まあ、大改造初年度で結果を臨んではいけないのかもしれませんが、勝たなくて良いシーズンなんて無いハズです。
今後の舵取りに期待します。


WIN BY ALL!!