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ちゃらーす☆

いやー、勝って良かった。
連敗しない事は大事。

冨澤のコメントが粋ですよ。

「(エンドチェンジされた事を受けて)前半、サポーター側でゴールを決める事が出来て良かった。」

さらに、個人的には終盤に⑭町田が元気な姿を見せてくれたのが嬉しかった。
良い選手なんだから、腐っちゃ嫌よ。

さてさて、この試合は井出遥也劇場でしたね。
テグさん、早く五輪代表呼べよ。

開幕当初はパスやクロスに関して⑪船山に厳しく要求されていた⑧井出ですが、
この日はむしろ⑧井出が⑪船山を使いこなしていたくらいの関係性を見せました。

この日ベンチだった⑯小池も燃えている事でしょう。

良い競争は、チームを強くしますからね。
最近はベンチスタートが続いていた⑧井出、⑮冨澤、⑱吉田。
そして、この日途中出場の⑭町田、⑲オナイウ、⑦勇人と、それぞれが高い意識でプレーしていたので、チームはもっと強くなれそうです。
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【システムのマッチアップ】
【J2】第7節 分析
黄:ジェフ/白:金沢
※ほとんどの時間ジェフが主導権を握っていた為、金沢のシステムは守備時のものです。

▼ジェフ千葉
4-4-2

⑱吉田を最前線へ。
⑥山本が前節の怪我により欠場。⑮冨澤が入ります。
右サイドにはいつもの⑯小池をベンチに置き、⑧井出がスタメン復帰。

とにかく攻撃面でこの日違いを生み出していたのは⑧井出。
しかし、⑩長澤のファイトは相変わらず鬼気迫るものを感じるほど。

球際では体を張り、とにかく走り回り、本当に"闘っている"といった感じでした。

そして、⑮冨澤と㉒アランダのバランスが効いていた感じですね。


▼ツエーゲン金沢
攻撃時は3-3-1-3
守備時は5-3-2

⑨アンビョンジュンは期限付きで出れなかったんですね。
忘れてた。

前節からの変更は⑮辻尾。
⑪吉田を前に上げて、更に㉔大槻をシャドーに加えます。
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▼ジェフはとにかくサイドの裏を突く得意の形...
これはジェフが最も得意とする形ですね。
予習編でも触れたとおり、金沢の最終ラインはサイドの裏にスペースが生まれますので、、ジェフとの相性は非常に良い。

このスペースを突く事で序盤からペースを握ります。
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右から左に攻めるジェフ(黄)
裏に抜け出す役目は基本的には2トップ。
⑨エウトンではなく⑱吉田を先発させた理由はこれでしょう。
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とにかく徹底して狙います。


▼相手が後ろを向いてる時に圧力をかける...
これも予習編で触れた部分です。
金沢の最終ラインは、前方に対する強さこそあるものの、後ろ向きになった時のボール処理があまり上手くない。

これもあって、相手の裏を執拗に狙っていたと思います。
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右から左に攻めるジェフ。
相手に先に入られても、後ろ向きであれば思い切りプレスをかけます。
これは90分間徹底していて、実際、この状態になった時に金沢は全てタッチラインに逃げていました。

(体を入れて、前を向きなおす、GKを使って展開するようなプレーは苦手なようです)
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これは左から右に攻めるジェフ。
後半もこの状態に追い込んでのプレスは徹底。


▼サイドの裏を取るもう一つのポイントはボランチ...
まず、サイドの裏を取る手順としては、素早いサイドチェンジです。
金沢の守備陣形は中盤が3枚なので、ジェフが数的優位だし、金沢のサイドは空きがちです。

そこで、相手のスライドが間に合う前にサイドを変える。

そうなるとジェフのサイドに対応するのは相手のWBになるので、その裏のスペースへジェフの2トップが流れれば裏を取れるというわけです。

さらに、遅攻になった場合。
ボランチがサイドの崩しに参加する事で、数的優位を作り出します。
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右から左に攻めるジェフ。
相手の手薄なサイドに対して、赤枠の㉒アランダが崩しに参加します。
(このシーンでは相手も人数をかけて守っていますが...)


▼そして、全体の底上げになったのが2ボランチのバランス能力...
チーム全体の底上げとしては、これが一番大きい要素だったかなと思っています。
⑮冨澤はいつもの⑥山本に比べるとディフェンス力が高い選手。

一見、㉒アランダが高い位置を取って、⑮冨澤が守備的に入るかに見えますが。。

そこは必ずしもそうではなかった。

互いにバランス能力が優れている為、片方が上がれば片方が下がるし、そこは相手を見ながら臨機応変に対応していました。

その象徴が⑮冨澤のインターセプト。
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右から左に攻めるジェフ。
中盤のルーズボールに対して、赤枠の⑮冨澤がここまで出てきて潰しにかかります。
結局奪ったボールを⑪船山のシュートで終える事が出来ている。
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このシーンでも相手の縦パスに対して襲い掛かる。

インターセプトは後方にスペースを残す為、少しリスキーなプレーでもありますが、そこを相棒の㉒アランダがバランスを見て下がってくれる。
このどちらのシーンでも、㉒アランダは後方でスペースのケアに控えています。

そして、これが結果に表れたわけですね。

☆ 45分 ジェフ得点:1-0
ボックス内で細かいパスワークになり、⑩長澤がボールを持つと、後方に控える⑮冨澤に落とし。
これをバイタルエリア、ダイレクトでシュートを蹴りこみ、コースをついたシュートは見事ネットを揺らす。


▼お待たせしました。⑧井出劇場...
この試合はこの選手の試合だったでしょう。
ジェフの若き至宝、⑧井出遥也。

この日はとにかく冴え渡っていましたね。

シュート、ドリブル、パスの判断、タイミング。
プレースピードとテクニック。

どれをとっても一級でした。

特に⑪船山とのコンビには可能性を大いに感じました。

何度も⑪船山の決定機を演出し、しっかりと決めていれば3アシストくらいついてそうな。。笑
象徴されるのがこのシーン。
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右から左に攻めるジェフ。
右サイド抜け出た青枠の⑧井出。
ここで普通にクロスを上げたい所ですが、⑪船山が中央でトリッキーな動き。
"チェックの動き"というんですが、一度ファーサイドに動いてから瞬間的にニアに走りこむ。
この難しい動きに対して⑧井出は...
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最後にクロスを上げる瞬間ギリギリまで顔を上げて中央を見ています。
おかげで、中央の⑪船山のトリッキーな動きにも見事対応し、マークを外した⑪船山へグラウンダーのパスを送ります。
(残念ながら⑪船山が外してしまいますが...)

後半の怒涛のカウンターの起点にもなり続けた⑧井出。
パスだけでなく、自身もシュートを狙う事で、ディフェンスは後手後手に。
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左から右に攻めるジェフ。
このシーンはその象徴。
カウンターで中央に⑧井出がドリブルで侵入すると、左サイドへのパスもあれば、シュートもある。飛び込めば交わされるとあって、ディフェンス3枚は硬直。
このままズルズルと下がって、何も出来ずに⑧井出にシュートを打たれます。


このままカウンターを覗かせつつ、1点を守り切り無失点で勝利。
連敗を避ける事が出来ました。


【まとめ】
序盤から相手サイドの裏のスペースへ2トップが飛び出す事で主導権を握る。
相手が後ろ向きにプレーする状態を積極的に作り出し、ボランチのサイドへの参加で効果的に崩し。
更に、2ボランチのバランス能力で相手の出足をくじいて、ショートカウンターを成立させる。
⑧井出が再三のチャンスメイクも、奪ったのは1点のみ。
自ら試合を難しくした所は反省点。
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内容的には1点じゃとても足りない試合でした。
ただ、ここ最近ベンチに座っていたメンバーが積極性を出して、良いプレーを見せてくれた事が何よりだったと思います。

これでもっとチーム力は上がりますね。

⑧井出にアシストか得点をあげたかった。。

そして、最後に交代するまで走り続けた⑩長澤もねぎらいたいと思います。
本当によく闘ってくれてる。


次節以降のメンバー予想が難しいですね!


WIN BY ALL!!