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ちゃらーす☆

はてさて。
皆さんの試合を終えての感想はいかがでしょうか。

まあ、レフェリーについての話は置いておきます。
試合のコントロールは正直酷いものでしたが、判定はそこまでヤバいレベルでは無かったので。
一応。

勝てなかった結果を受ければ、納得いくものではなかったのかもしれませんね。
試合後にブーイングも起きていましたし。

でも、ボクはそこまで大きな不満は無い内容でした。
まあ、それもここ最近の中ではまだマシだっただけとも言えますけどね(^^;)

個人的には、ここ最近のジェフの課題はある程度出口が見えたかなと思いました。

それは、"セカンドボール"と"ビルドアップ"。

取りあえず、皆さんが忌み嫌うロングボールは少なかったですよね(笑)
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【システムのマッチアップ】
【J2】第11節 分析
黄:ジェフ/水色:讃岐

▼ジェフ千葉
4-4-2

さて、今節もメンバーを少しいじってきましたね。

⑳若狭がジェフでのデビュー戦となりました。
⑮冨澤の相棒としてボランチの位置での起用です。

右の⑭町田は前節から継続しての起用。
左には⑧井出が入り、⑩長澤がベンチスタートです。

今節注目しておきたかったのは、ジェフの課題がクリアになるのかどうか。

このブログで紹介した、"セカンドボール" と"ビルドアップ"です。


▼カマタマーレ讃岐
4-1-4-1

予習編で触れたアンカーの㉖山本は出場です。
良かった(笑)

トップの位置で先発したのは⑱ミゲルでもなく、⑨我那覇でもなく、㉝木島。
ジェフにとっては嫌なプレーヤーですね。
相性を考えての起用なのかな。。
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▼試合開始時からバチバチの㉚エブソンVS⑨エウトン...
まあ、どちらかというと㉚エブソンが一方的に意識していたような...
やたらと⑨エウトンに強く当たっては、かなり挑発していました。
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左から右に攻めるジェフ(黄)
赤枠、⑨エウトンをガッツリ倒す㉚エブソン。
開始20秒での出来事です。
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このシーンでは、ガッツリチャージした㉚エブソンが、倒れた⑨エウトンに対して文句を言っています。
「そんなに簡単に倒れて審判を欺こうとするんじゃねー!」と。
恨みでもあるかの如く意識しています。

この㉚エブソン、対人の強さを発揮していた訳ですが、マークの受け渡しが上手くない印象も受けました。
人に対する意識が強すぎるというか。

⑨エウトンが外に流れて中央を空けるような形があっても良かったかも。


▼中央に絞って仕事が出来る⑭町田と⑧井出がバイタル侵入を図る...
予習編で注目点として挙げていた、讃岐アンカーの㉖山本の所。
ここは両翼が絞って中央に進入する事で使っていきます。
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右から左に攻めるジェフ。
左サイドからの攻撃に対して赤枠の⑭町田がこの位置まで絞る。
全体の距離をコンパクトにする事で、いつものロングフィードで縦を急ぐよりも地上戦が増えていきます。


▼課題を解決したボランチのポジショニング...
「セカンドボール」
「ビルドアップ」

この問題を、ボランチのポジショニングによって解決します。

まずはビルドアップの部分。
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左から右に攻めるジェフ。
赤枠左が⑮冨澤、右が⑳若狭。
2人はビルドアップの時には縦の関係になる事で、相手の前線の守備をかわします。
この縦パスが入るとそこから外に展開する事で、SBはより余裕を持った状態でボールを受ける事が出来ています。

また、⑳若狭のパスは非常に綺麗。
糸を引くようにバウンドの無い、トラップしやすいボールを送ります。
細かいミスはまだまだありましたが、非常に効果的でしたね。


次にセカンドボールについて。
この日は攻撃の時にボランチも高い位置を取る事で、攻撃に厚みが出ていました。
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左から右に攻めるジェフ。
アタッキングサードに侵入した際に、赤枠の位置まで2ボランチが上がってきています。

これによってセカンドボールの奪取率も上がり、敵陣でのプレー時間が増えます。
そして、それが先制点を呼び込んだのでした。

☆14分 ジェフ得点:1-0
左からの攻撃に、ボックス内で強引に⑨エウトンのシュート。このこぼれ球に反応した⑳若狭が中央に折り返し、⑭町田がワンタッチでゴールを沈める。
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これが得点シーンですが、赤枠、⑳若狭がボックス内でセカンドボールを拾えた事がこの得点を生み出しました。
課題を解決して数字に結びついた。
喜ばしい事です。
しかも、ベンチの多かった二人ですからね。


▼監督からもしきりに指示の出ていた"コンパクト"...
ボランチは高い位置を取り、2トップとの距離間を大事にする。
これはプレシーズンで見えていた形です。
この形を意識して臨めていた事が非常に大きかった。
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左から右に攻める讃岐(水色)
これは後半のシーンですが、ジェフが非常にコンパクトに陣形を組んでいる事がわかります。

これによって、ボールを奪った瞬間に細かいパスワークで相手をいなし、良い態勢で攻撃にシフトする事が出来ていました。


しかし後半、ジェフにアクシデント。


52分 ⑮冨澤⇒⑩長澤

⑮冨澤が足を痛めて負傷交代を余儀なくされます。
⑥山本、㉒アランダに続いてボランチの負傷。
交代で入った⑩長澤がそのままボランチを務める事態に。。

ただし、⑩長澤は特別問題無かったと思いますね。
ファイト出来る選手ですし、球際の激しさに加えて、自らボールを運ぶ事も出来ていた。

まあ、2ボランチの連携面ではまだ改善が必要だとは思いますが、この試合に関しては出来る事をしっかりとやっていたと思います。


▼讃岐は得意の右サイドからのクロスの形へ...
後半から讃岐が強めてきたのはこの部分。
右サイドを起点において、そこからのクロスを狙ってきます。
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左から右に攻める讃岐。
特に⑩高木の左足ですね。
これは讃岐の得意な形。
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立て続けに同じ形を作り、ゴールに迫ってきます。


讃岐の選手交代
⑦永田⇒⑮綱田
⑲仲間⇒⑨我那覇

前半の④砂森の交代と合わせて、64分には交代枠を使い切ります。
⑨我那覇は最前線ではなく、2列目シャドーの位置に。

ここでタメを作れるようになり、2列目が高い位置を取れるようになります。

ジェフは⑨エウトンに代えて⑲オナイウを投入しますがその直後。

☆68分 讃岐得点:1-1
やはり攻勢を強めていた右サイドから。
⑨我那覇が流れて外に3枚をかけると、途中出場の㉒武田が中央にドリブルで抜ける。
シュートはGK佐藤が弾くものの、こぼれ球を㉝木島に詰められ同点。


▼ジェフはニアサイドの取り方を左右で徹底したい...
やはりメンバー的にも、高さより足元で勝負した方がジェフはよりストロングです。
クロスを放ってもなかなか勝てません。
もちろん㉗阿部のようなクロスの名手がいるので、それも有効活用したいですが、ニアサイドを上手く使えた時がチャンスにはなりやすいです。
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右から左に攻めるジェフ。
これが理想的な崩し。
外で⑭町田も絡んで人数をかけて、相手の守備を外に引きずり出す。
そこへ中央の選手が絡んできて横パス、空いたニアゾーンのスペースへランニング。

このシーンをもっとたくさん作りたい。
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これは⑪船山からニアの⑲オナイウにつけたシーン。ここで一気にゴール前まで侵入出来る。
このままシュートでも良いし、バイタルにボランチが攻めあがっても良い。
左サイドでは比較的出来る形。
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次に右サイド。
右サイドでこのシーンを見る機会が少ない。
⑤多々良が攻めあがっても直接クロスを放るシーンが目立つ。
こちらでも同様の崩しが出来れば、ファーへのクロスも生きる。


結局惜しい所までいくものの、最後をものに出来ないいつもの形で試合終了。
連敗は止めたものの、勝ち点は1に留まっています。


【まとめ】
ボランチのポジションニングによって、セカンドボールとビルドアップに改善が見られる。
選手間の距離も縮まり、崩しの機会は増えていた。
シュートの本数も決して少なくは無かったが決めきれず。
最後の崩し、シュートの精度、態勢。
ここを改善出来ればより良くなるはず。
良くなったところだっただけに、⑮冨澤の怪我だけが心配。
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という事で、個人的には及第点をあげられる試合だったかなと。
確かに結果は伴わなかったけれど、今後の方向性とか、可能性になる試合だったとは思います。

それだけに、次の試合でこれが継続できるのか。

メンバーの競争も少しづつ出てきて、悪く無い状態に向かえる気がします。


インカムつけた、NEW関塚さんにも期待しましょう。
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WIN BY ALL!!