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ちゃらーす☆

さてさて、ちゃんと本業もやっていきますよー!
いや別に本業じゃないですが(^_^;)

本業は現在はサラリーマンですし、ジェフの分析が本業とか、何がメインってこともありませんので。

では早速。

トップ画には⑨都倉。
相変わらずめちゃくちゃ上手いな。。
昨年見たときに衝撃を受けたのを思い出します。

J2のスケールの選手じゃないだろと(^_^;)
個の力が圧倒的です。
上手いというよりとにかく”強い”
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【システムのマッチアップ】
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黄:ジェフ/赤:札幌

▼ジェフ千葉
4-4-2

前節ベンチにも入らなかった⑥山本の状態が気になるところですが、わからないのでスタメンには加えない形で。

㉒アランダと⑩長澤のセット。
まあ、基本的には前節のメンバーを踏襲する形になると思います。
ここのところこの布陣で良い結果がついてきているので。

ロングボールが減って、ボールの支配率は上がってきているかと思います。
ただ、それで手詰まりにならないように、⑪船山のスピードを生かせるように、裏を突く攻撃も織り交ぜてほしいところ。


▼コンサドーレ札幌
3-4-3

非常にバランスに優れた布陣。
ピッチ全体を満遍なく人が移動できる、実は最も平均的な形。

まずは守備から入ることが多い現代フットボールでは、4バックがバランスの取れている布陣とされていますが、前後の人数を揃え、中盤の人数を1枚増やして攻守に渡って動きながら対応出来るこの布陣が実はバランスが良かったり。

満遍なく人がいる為、特別手薄なところがなく、非常に攻め入るのが難しいシステムですね。
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▼攻守の注目点
・まずはショートカウンターに気を付ける事。
満遍なく人が配置されているという事は、常に前線にも十分な人数を残しているという事。
中盤で悪いつかまり方をすればたちまち前線の強力な3トップが襲い掛かる。

特に、中盤で背負ってプレーする機会が増えると、強いプレスがくる。
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右から左に攻める山口(グレー)
赤枠、背負ってボールを受けるとガッツリ当たりにくる。
ここで捕まると...
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突かれて縦にボールがこぼれる。
すると、前線に残る3トップが回収。
ここからぐっと全体を前がかりに襲い掛かる。

攻撃時に中盤で半端な奪われ方をすると流れを持っていかれてしまう。


▼守備の注目点
・先ほどのショートカウンターに加え、札幌の攻撃はサイドに強さを持つ。
それを支えるのが連続ゴール中の⑬内村と⑨都倉。

⑨都倉をサイドで起用しているのは素晴らしい。
とてつもない強さをもつ⑨都倉は一人で局面を打開出来る選手。

サイドでプレーするという事は、一方からしか敵が来ないという事。
⑨都倉のパワーがあれば、片手で相手を抑えてボールを運べる。
挟まれればさすがにしんどいが、サイドならそれがない。
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左から右に攻める札幌(赤)
ハーフウェイラインからこのニアサイドをえぐるところまで一人で運んでしまう推進力は脅威。
逆サイドの⑬内村もパワー、スピード、高さともにバランスの取れた選手。
ヘディングでのゴールも多い。

サイドの攻防には注目。


▼攻撃の注目点
・札幌の守備体系は中央を特に固める。
3トップ+2ボランチが近い距離で中央でボックスを形成。
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右から左に攻める山口。
赤枠の位置でボールを持っても札幌はプレスをかけない。
引いてまずはブロックを作る。
2ボランチもすぐ近くでポジショニング。
中央を通すのは至難の業。

この画像で見える通り、サイドを経由する形になりそう。
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この形。
しかし、札幌もしっかりとスライドで対応してくる為、サイドを変えてから早くスイッチを入れる事。
また、中→外→中のリズムで中央に侵入するのもアリだ。

それから、山口はボールサイドへのサポートが遅れて崩しに苦しんだ。
ボールサイドにしっかりと人数をかける事。

・時間をかければ徐々に出口が狭まっていき、中盤で捕まる為、一本を狙うことも大事。
2016-06-03
一つはサイドの裏のスペースに早めに。
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中央でも狙いを見せる事は大事。
これをやらないと間違いなく手詰まりになる。


【まとめ】
札幌は守備から入るチーム。
ピッチ全体に満遍なく人が配置されている布陣で、相手の態勢が悪いと見ると前に対してガッツリ奪いに来る。
ここで捕まると形勢を持っていかれるので、中盤で背負ってボールを止めることがないように。
相手のサイドが力強い為、その攻防には注目。
攻撃が狭く狭くならないように、長いボールを使いながら、しかっりとボールホルダーの周りに人数をかける事。
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いやはや、正直札幌の試合を見て、バランスが取れすぎていて、どうやったら崩せるのかあまりイメージ出来なかったっすよ(^_^;)
強いわ。。

心してかかりましょう。


WIN BY ALL!!