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2016-09-19 (11)
ちゃらーす☆

はてさて、久しぶりにジェフがロスタイムに得点するのではなく、失点する姿を目にした気がします(^_^;)

何はともあれ、まずは⑨エウトン。
二桁得点おめでとう。

フィールドの上で明らかに違いを生み出せている貴重な選手だと思います。

この調子を継続してもらいたいですね。


今回は久しぶりにフクアリで現地観戦したんですが...
いぬゆなさんとご一緒させていただきました。

後半目の前で得点を見た所までは良かったのですが、終了間際の失点により胸ぐらを掴み、取っ組み合いのケンカになるんじゃないかと思いきや全くならない。


ええ、いたって平和に観戦致しました。

楽しかったです。
今後は色んな方とご一緒したいものですね。
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【システムのマッチアップ】
myboard
黄:ジェフ/オレンジ:山口

▼ジェフ千葉

ここ最近スタメンに定着しつつあった㉜菅嶋が欠場。
ベンチにも入っていない事態に、④北爪が入ります。

それ以外は前節と同様のメンバー。
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▼注目の両チームの出方は...

事前の予習編では、山口が狭い局面でパスワークを発揮してくるであろうスタイルに対して、ジェフがどんな戦い方をするのかを注目すると書きました。

ジェフが幅を持たせて攻撃をするのか。
また、縦パスの距離間をどれくらいとるのか。

で、結論。

比較的長めのボールを積極的に使う序盤。
2016-09-19
左から右に攻めるジェフ(黄)
裏への飛び出し縦一本。

序盤からジェフは攻撃に長いボールを多用。


一方の山口。
局面局面で得意のパスワークを見せるものの、この日は比較的幅を持っているなという印象。
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右から左に攻める山口(オレンジ)
同サイドで攻め切るのではなく、そこから逆サイドへの展開も使ってくる。

以前よりも幅を使っている印象。
(最近の山口を知っているわけではないので、この形が通常なのだろうか...)

特に、④北爪、㉝丹羽の所は意図的に狙っていた?
ここでちぎられるシーンが目立つ。


ジェフは長いボールを、山口は幅のある攻撃を。


▼長谷部監督も語る、山口のウィークポイント

結論から先に。
それは、バイタルエリア。
DFラインの前方のスペースが比較的空くという事。

山口は中盤から前の守備が高い。
その分、後方に若干のスペースを残す。
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左から右に攻めるジェフ。
向こうサイドでボールを持つ⑬比嘉(青枠)。
中央の赤枠にポケットが発生。

山口の中盤から前の選手がジェフのボールホルダーにアプローチする為、後方のこのスペースが空いてしまう。
長谷部監督はここを狙いたかったようだ。


しかし、この中距離パスがこの日はなかなか合わない。

ここにボールを落とすというよりは、ボールがズレてしまったり、長くなってしまったり。
狙いなのかはわからないものの、少し精度が低いように見えた。
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左から右に攻めるジェフ。
ここでも後方からのボールは⑨エウトンの頭上を越えて抜けていく。
この形でボールをロストする回数が多いように見えた。


▼山口の狙い

一方、山口の狙いは、"早めのクロスをファーサイドに送る"だったように見える。
サイドを抜き切る前に、ファーサイドへクロスを放る。
ファーサイドは関塚監督時代からのジェフの弱い所だった。
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右から左に攻める山口。
この位置から積極的にクロス。

執拗に繰り返すこの形がやがて試合を動かしていく事になる。


▼ジェフは2ボランチが縦の関係に

⑮冨澤と⑩長澤のセット。
この2人が縦の関係になるのは前節から見られた事。

この試合でも同様。

⑩長澤のポジションはとにかく高い。
ほとんどトップ下に近い。
それは、おそらく山口の⑩番、庄司を見る意味合いもあったように思える。
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右から左に攻める山口。
中央、赤枠が⑩長澤と⑩庄司。
かなり下がって仕事をしたがる⑩庄司に対して⑩長澤がここまで上がって見ている。
マンツーマンというわけではなかったが、そのおかげもあってか、この試合で⑩庄司には仕事をさせなかった。

そして、ジェフの2ボランチの縦関係が先制点の布石となる。


☆65分 ジェフ得点:1-0

相手のクリアボールを右サイドで拾うと、中央の⑮冨澤へ。
そこから前方を駆けだした⑩長澤への縦パス。
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ボランチ同士の縦関係で裏に抜け出ると、ギリギリで中央に折り返す。
ここへフリーで待っていた⑨エウトン。先制。


後半に入ってからはジェフの攻撃のボールの質も上がってきていた。
⑨エウトンを中心としたくさびのパスがよく入るようになる。
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右から左に攻めるジェフ。
ボールを奪ったら⑨エウトンに当てて⑭町田に落とす形を徐々に作り始める。


66分 ジェフ選手交代

④北爪→⑧井出

先制点直後に交代。
この交代は得点より前から準備されていたから、恐らく攻撃へ出る為のオプション。

ここから何度か良いカウンターを見せつつ、山口の猛攻にも合うものの、GK佐藤のビッグセーブもあって凌ぐ。


73分 ジェフ選手交代

⑪船山→⑰大久保


ここが運命の分岐点。
FWを一枚削って最終ラインを3CBに。

試合後の長谷部監督曰く、中央を崩されてきていたから補強したかったとの事。
個人的には、山口の再三に渡るファーサイドへのクロスへの対応策かと思っていましたが。


その山口はとにかくクロスを放ってくる。
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左から右に攻める山口。
対角線にファーサイドへのクロス。


そして、この再三の攻撃を実らせてしまう事に...


☆90分+ 山口得点:1-1

途中交代で出てきていた㊿岡本が右サイドからファーへクロスを送ると、㉜中山が頭で叩きつけて同点。


山口としては最後まで貫いた形が実り、ジェフとしては試合をクローズ出来なかった。

勝ち点2を失う形で試合終了。


【まとめ】
立ち上がりから長いボールを積極的に送るジェフ。
しかし、その精度は低く、簡単にボールをロストするシーンも目立つ。
一方の山口は得意のワンタッチプレーを見せながらも、幅を使った攻撃を織り交ぜて山口優勢で前半を折り返す。
ジェフは2ボランチの縦の関係から先制。
73分から3CBにシステム変更して逃げ切りを図るものの、この試合貫き通した山口のファーへのクロスが実って同点で試合終了。
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3CBへの移行に関して、かなり意見が多いと思いますが...
個人的にはその戦術的なアプローチは正しいと思っています。
相手のクロスに対抗するにも良かったかなと。

ただし、試合をクローズしにいくには若干早かったかなと感じます。
残り10分ならまだしも、15分以上を守り切れるようには思えない...

それから、途中出場の選手について。


⑲オナイウと⑧井出が責められていますが、⑧井出は元々攻撃のオプションとして起用されたと思うので、そこまで責めるのも可哀そうかなと。
(ただし、やはり守備の荒さが目立つのも事実...)

⑲オナイウのキープにしても、監督の指示でしょうし。


こういう試合もあると長谷部監督は選手に声をかけたそうな。

プレーオフは依然として厳しい状況ですが、こういった敗戦を糧にどう進化するか。
そこに期待したいと思います。


WIN BY ALL!!