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都内某所。

とある飲食店。


出されたコーヒーを飲みながら、慣れない景色と状況にソワソワしていると、チノパンにジャケットを羽織ったセミフォーマルの男性が現れる。




男「お待たせしました。本日は宜しくお願い致します。」

笑顔でそう挨拶されると、早速の名刺交換。
名刺を作っておいて良かった...
と思ったが、ちょっとふざけた名刺が恥ずかしくもある。




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zu「...宜しくお願いします。」


決まり切った挨拶を終えると座るように促され、それは始まるのだった。


インタビューだ。
初めての。



記「zu-ka-ki-さん、ちょっと緊張してたりします?」


zu「うーん、まぁ、緊張してないって事はないですね。ボクは人よりは緊張に強い方ですが、何分こーゆーのは初めてですから...」


記「まあ、リラックスした話から始めましょうか。事前にアンケートにも答えてもらってるしね!」


そういって、事前に書かされた簡単なアンケートを取り出す。


記「まずは...あ、そうそう。好きな歌手!乃木坂って書いてるね!アイドル好きなの?」


zu「ええ、好きですよ。特別アイドルに詳しいわけではないですが。別にアイドルであってもそうでなくても良くて、バックグラウンドが好きっていうか...乃木坂の場合は、曲から入って、たまたま本屋でドキュメンタリー本みたいなのを見つけて、冒頭をサクッと読んだら引き込まれちゃって....すぐ買いました(笑)」


記「へぇ~、どんな所に魅力を?」


zu「彼女たち、暗いから(笑)表ではアイドルだから当然明るく振舞っているんですけど、実は無理してたり、そういった影がある感じが好きですね。」


記「それはzu-ka-ki-さんの恋愛観に関してもそうなんですかな??」


zu「そうかもしれないです(笑)」



▼15人のオフ会から始まった活動

記「では、そろそろ緊張もほぐれたかと思うので本題へ...zu-ka-ki-さんは現在、ジェフ千葉を中心に色んな活動をされていますが、何かコンセプトのようなものをサクッと説明出来たりしますか?」


zu「そうですね...結構一言で表すのは難しいんだなって最近思っています(笑)
でも言うなれば、"ジェフの楽しみ方を増やしたい"って思っています。

試合に勝ったから楽しい、負けたからつまらないって、なんか勿体ないというか...
あまりに自分の楽しさを他人任せにしてるっていうか...
ジェフが負け続けたら、不幸になるみたいな。
そんなの、誰も得しないですよ。

だから、試合の勝敗はスパイスではあるんだけれど、負けたって楽しめるようにしたい。
もっと言えば、試合が無くたって楽しめるようにしたいんです。」


記「ふむ、なるほど...それを解決するのが今の活動??」


zu「まだまだですが、そうですね。
試合に勝ったら皆でその余韻に浸りたいじゃないですか。
でも、スタジアムから追い出されてしまう。それは仕方ないんだけれど。
そうなると、知り合い同士で飲んで帰るか、おひとり様だと帰るしか...

負けたら負けたでストレスをため込んで、日曜の場合はそのストレスを抱えたまま次の日仕事じゃないですか?
嫌ですよ、そんなの(笑)

愚痴をこぼして帰れれば大分楽だなって思ったんです。」


記「その空間を作りたいと。」


zu「そうです。昨年のある試合の後に、勝っても負けても集まってお酒飲みませんか?って呼びかけたんです。ブログとTwitterで。
結局15人くらいで試合の後に飲んだのが始まりです。
あの時はホームで松本山雅を迎えて、0-3という惨敗のあとで...笑」


記「空気大丈夫だった?笑」


zu「なんとか(笑)
最初は、試合をプレイバックしながら飲むって話だったんですけど、途中でプレイバックしたくなくなって、ハーフタイムで見るのやめました(笑)
そこからは単純にみんなでジェフトーク。試合の結果はそっちのけで普通に楽しんじゃいました(笑)」


記「お酒が入ると結局ね(笑)じゃあ、大成功だったわけだ。」


zu「そうですね。良かったと思います。
しかも、たまたまボクのブログを、フクアリのスタジアムDJの蒲田さんが読んでて、ある朝突然Twitterでメッセージが来たんです。
『ぜひ自分も参加したいです!』って(笑)」


記「すごい!!」


zu「寝起きだったんですが、一気に目が覚めました(笑)みんなには当日まで内緒で、さすがにびっくりしてましたね!笑」


記「そこからは定期的にこんな飲み会を開くようになったんですか?」


zu「いえ、この形式は実はこの時だけです。これは居酒屋だったんですが、やはりJリーグの放送があるお店で見たいなと思って。といっても、もうシーズンも終わりが近づいていたんですよ。

で、お店を探しているうちに最終節が近づいてきたんですが、最終節がアウェイで讃岐との試合だから遠くて...
そしたら、フクアリ帰りに飲むようなイベントが無理だから、観戦会って形にしたんです。」


記「ここがターニングポイントだ。」


zu「ですね!最初は、HUBでの開催も考えていたんです。やっぱりサッカー放送を見ながらって考えたら第一人者というか。
でも、フクアリすぐ近くのカフェ「KEL cafe 蘇我」も捨てがたくて、どちらにも連絡を取りました。で、この企画に乗ってくれる方にお願いしようと。」


記「すでに企画の骨子は固まっていたんですか?」


zu「そうですね。事前にTwitterのアンケート機能で、『観戦会をやったら来るか』って質問に対して60人くらいが行きたいって回答してて。そのうち、半分くらいは来るかなって予想して、30人くらい集められそうですってお店には提案しました。」


記「最終的にはどうしてKELになったんですか?」


zu「実は、KELにはTwitterで連絡を取ったんですが、最初は全く反応がなくて、諦めていたんです。だからHUBでやる方向で考えていました(笑)でも、HUBの千葉店では毎年最終節の日にはイベントやっていて、席の確保が難しい旨を貰っていたんです。
で、どうしようかと思っていた時に、KELからようやく返事が返ってきて。」


記「憎いタイミングだねー!笑」


zu「しかもそのコメントがかなり前向きな回答で、『是非一緒にやりましょう!!』って内容だったんです。企画の段階から協力してくれそうな印象を受けて、KELに気持ちが傾きました。当時担当だった伊藤ちゃんに感謝です!」


記「企画はスムーズにいったの?」


zu「ですね。こっちの金額感とKELの提示した金額感が近くて、そこから料理の内容も含めてすり合わせました。かなりこちらに歩み寄ってくれる感じだったので、非常にやりやすかったです。
それと、お店の雰囲気が好きだったので。
オープンで入りやすい空間でやりたいと思っていて。
KELはうってつけでした。」


記「たしかニュースにも取り上げられたんだよね!?」


zu「そうですね、参加者の中に、千葉経済新聞の編集部の方と繋がっている人がいて。間を取り持ってくれて、扱っていただけました。そしたらそれがYahoo!と連動してて、まさかのYahoo!デビュー...笑」


記「反響が凄かったんじゃない?」


zu「はい。SNSでジェフサポがざわついてました(笑)
ボクが気付く前からみんなニュース見つけてて、そんな地方の部分の記事なんかよく引っ張ってきてるなって関心してました(笑)
ただ、Yahoo!に載る気構えじゃなかったので、やる気のなさすぎる格好で、なんだかなぁって感じでした(笑)」



記「(笑)最終的には人数はどれくらい集まったの??」



zu「確か55人くらいだったと思います。」



記「素晴らしい!!」



zu「...ただ、実は70人くらい集める気持ちでいました(笑)
KELに対してもそうですけど、KELが入るGLOBOっていう商業施設に対してもアピールしておきたかったんで。GLOBOにおけるKELのポジションを上げたいとまで考えてました。」



記「めちゃくちゃ壮大だなぁ!笑 会は楽しめた?」



zu「全然!!笑」



記「え~~!笑」



zu「気疲れが凄かったです(^_^;)
みんながちゃんと楽しめているだろうか、とか。試合内容も結構な塩試合で、盛り上がりにかけてて...
自分の運営の力の無さも痛感して、あたふたしていました。
でも最後に...」



記「点が入った?」



zu「です(笑)オナイウ阿道が決めてくれました。まさかのロスタイム弾だったので、めちゃくちゃ盛り上がりましたよ!地球上の誰よりも彼に感謝していたと思います!笑」



記「しかし彼は赤い...」



zu「それは言わないで(苦笑)」



zu「この会ですごく嬉しかったのは、皆が一つになる感覚を得られたことや、得点をみんなで喜び合う感覚を体感出来たこともそうだけれど、家族や子供も参加出来た事!
これもKELを選んだ一つの要因だったので。」



記「なるほど?」



zu「例えば、HUBだとこうはいかない。
地下に入ってお酒を飲むBarスタイルだから、子供を連れては入りづらい。
それはHUBがどうこうじゃなくて、仕方ない事ですよね。そういうお店なんだから。
でも、今回に限っては子供にも来て欲しかった。参加出来る人に偏って欲しくなかった。
結果的にそれが上手くいって凄く良かったと思います。」



▼「オフシーズンはむしろチャンスだと思った。」

記「でも、zu-ka-ki-さんが活動を始めてすぐにオフシーズンだよね?
せっかく盛り上がりかけた所だったのに、勢いが止まってしまう感覚は無かった?」



zu「あまりそれは無かったです。
観戦会を終えてどっと疲れて...
でもすぐにまた頭を回転させて、今後を考え始めました。

で、オフシーズンはジェフが無い。
でも、無いからこそ自分たちで作り出せたら良いなって。

オフシーズンは試合が無いからジェフも無い。

じゃなくて、試合が無いから、試合以外のジェフを作り出そうと思ったんです。
そう考えたら立ち止まっている暇なんて無くて、むしろ今こそジェフを楽しむ空間を生み出すチャンスだと。」



記「なるほどねぇ。オフシーズンはどんな活動を?」



zu「観戦会を終えて、一人の限界を感じていました。
一人で全てを回すのは結構厳しいと。

そもそも、ボク一人がジェフの中でカリスマになるというよりは、みんながもっと主体的に動く環境を作りたいってのがあって。
zu-ka-ki-以外にも行動をバシバシしちゃう人が出てきて良いなって。

そこで、元々親交があった"いぬゆな"氏と、"カワノ"氏に色々相談したというか。
今後こんな事をやっていきたいんだ!なんて話をしました。」



記「3人でチームで作っていく感じではないの?」



zu「少し異なりますね。ボクはこの活動を決まった組織には絶対にしたくなくて。
組織にしちゃうと、仕掛ける側と参加する側が完全に線引きされちゃう。

そうなると、参加者からすると、仕掛ける側に"与えてもらう"感覚になってしまう。
それが凄く危険だと思っていて。

その線引きを出来るだけ曖昧にしたいっていうのがボクの理想の形です。」



記「なんだか興味深いね。どういう事??」



zu「参加者であり仕掛け人である。仕掛け人でありながら参加者である。
参加者自身も、仕掛け人であって欲しいんです。
会の運営とか、進行とかにも入ってもらう。

文化祭がイメージとしては近いです。

仕掛けながらも参加してるというか。

会の企画、準備、運営、そして打ち上げまで。
会に参加する楽しみももちろんですが、会を成功させた達成感も一緒に味わってほしいんです。

だから、毎回参加者に仕掛ける事を協力して貰う。
参加出来る人が仕掛け人にもなるから、毎回メンバーが違うみたいな。

で、ここで仕掛ける事を覚えると、『次は自分で仕掛けてみようかな』ってなる。
そしたら、ボクがいなくなっても成立するじゃないですか。

やりたい!欲しい!
って思った事を自分たちで実現しちゃう。

でも、ボクが作りたいのはそういった"組織"ではなくて、"仕組み"みたいな感じなんです。」



記「へぇ~、結構深い所まで考えてるんだね。
でも、そうなると、zu-ka-ki-さんは必ずしもここに留まらない??」



zu「先の事はわかりませんが、留まらない気がします。自分の性格的に。
ボクには、〇〇になりたいって明確な目標ものはあまり強くなくて、このまま突き進んだら一体何者になっていくんだろうって方が楽しみです(笑)」



▼オフシーズン最後の仕掛け『ジェフサポ決起集会』について

記「そんなオフシーズンをチャンスと捉えて色々と仕掛けてるよね?」



zu「まあ、そうかもですね。自分としてはちゃんと仕掛けているのはスイーツ会と、ジェフサポ決起集会なんですが、振り返ると飲み会とか、ドレスアップ委員会なんてものもやってるわけですからね。」



記「ジェフサポ討論会にも参加はした?」



zu「そうですね。あれはいぬゆな氏が仕掛けたものになるんですが、ボクはゲスト的な立場で参加しました。
本当は、ここに登壇するメンバーも変えていかないと"組織感"が出ちゃうので、遠慮したかったんですが、初めは出て欲しいといぬゆな氏の要請を受けて。」



記「3人はどういう関係性?」



zu「相談相手って感じですかね。同志って言葉は近いかも。
同じ目的や理想は共有されていて、そこに向かう為の仕掛けはそれぞれが独立して企画してます。

カレンダーだけ共有して日程が被らないようにして。
あとは雑用的になものとかを手伝ったりとか。」



記「なるほど。で、直近に決起集会が近づいてるよね。」



zu「はい。自分の中では観戦会よりも力を入れて企画しています。
今回のテーマは"魅せ方"。
ここに参加した人がジェフの世界観を感じれるように。
ここに参加した事を友達に自慢できるように。
写真をSNSにアップしたらいいね!をいっぱい貰えるように。

そんな仕掛けにしたいと思っています。」



記「その"魅せ方"に拘るきっかけみたいなものはあったの?」



zu「そうですねぇ...
正直な所、一つは"拡散"です。

どうやったら口コミを引き起こせるのかって事を個人的には実践しています。

今の時代、口コミの一番のトリガーはSNSだと思います。間違いなく。
じゃあ、どうやったらSNSで口コミが拡散していくのか。

これは、ボクが皆にお願いして、拡散して下さいー!って呼びかけてもダメなんですよ。
このやらせ作戦は口コミとしては弱い。
この時拡散されていく文章や投稿には魂がこもっていないから。
ただの拡散作業。

よくTwitterで"拡散希望"とかってありますけど、あれも古い。
こうして下さいって言われると途端にしたくなくなるのが人の性だし、そんなボランティア精神でSNSやらないですよ、今の時代。

となると、ユーザーのメリットを考えないといけない。

ユーザーにとって、SNSでこの会の事を投稿する事がメリットになるように仕掛けないといけない。
そこで注目したのが"ステータス"です。」


記「ステータス??」


zu「SNSって、いわば自慢合戦じゃないですか。

自分はこんなおいしいものを食べた。
こんなものを手に入れた。
こんな人に会った。
そして、こんな場所に行った。

それらはその人のステータスとしてみんなの目から見られる事になる。

だから、ジェフサポ決起集会に参加した事そのものが、友達に自慢出来るようにする必要があると思ったんです。

そこで拘ったのがSNS映えする事。
参加した皆がこの会の写真を撮って、SNSにアップした時に自慢になるように。
羨ましがられるように。
いいね!をたくさん貰えるように。

だから"魅せ方"に拘ろうと思ったんです。」



記「なるほど!!それがドレスアップ委員会に繋がってくるわけだ!」



zu「そういう事です(笑)
決起集会の当日は普通のお店です。
特にジェフに関係しているお店じゃないです。

だから、"魅せ方"を狙うのであれば、自分たちで装飾しないといけないなと。

そこで、テーブル上をジェフに染め上げる為の装飾品を作ろうと思いました。
皆さんきっとユニを着てくるから、テーブルの上もジェフカラー一色になったら壮大な光景になるかなって。」



記「でも100人規模の装飾となると大変。」



zu「そうです。そこで、ドレスアップ委員会。
参加者の力を借りる事にした訳です。
ここが組織でない強みですよね。

しかも、当日の装飾を自分たちで作る。
自分たちで作った装飾品が当日、『すごーい!!』なんて言われて写真にバシャバシャ撮られてたら嬉しいじゃないですか。

やってやった感ですよね(笑)

ボクは一人で出来ない作業を手伝って貰える。
みんなは仕掛ける側として一枚噛む事で、会を成功させる達成感を味わえる。

Win Winですよね。」



記「おもしろいな~。100人は集まりそう?」



zu「多分無理です(笑)
恐らくは80人の着地になりそうですね。

正直、良くも悪くも、想定通りの人数に着地してしまった。
80人が自分の中での限界値で、それを超えた100人っていう未知の領域にチャレンジしたかったんですが、今回はその限界値を超える事は難しそうです。

そこに対する反省点とか、何故その20人が集まらなかったのか。
この会に参加しない人が抱えている悩みは何か。
その悩みを解決する手段は何か。

この辺は既に見えているので、この会をやり遂げた後に感じるもの、見える景色を加えて、また考えていく感じですかね。」



記「なるほど。もう今後の仕掛けに関しても既に見えている感じかな?」



zu「そうですね。
既にFacebookページでは公開していますが、ある程度の構想は固まっています。

ただ、とにかくまずは決起集会なので。
ここに参加した人が皆に自慢できるような会にしたいです。

参加しなかった人たちにSNSとかで写真が回ってきた時に、参加すれば良かった!って思わせるようにしたいですね(笑)
参加した人たちが優越感に浸れるようにする事が、参加者への恩返しだと思っています。」



記「今後の動きにも目が離せないね!
じゃあ、最後にサポーターに向けてメッセージを。」



zu「まあ、ボクがサポーターに向けてってのもおかしな話ではありますが(笑)

短い言葉でまだまとまっていないんでサクッと。




一緒に、最高の景色を見に行きましょう♪」



















........はっ!











夢か...




まあ、すぐに現実になるだろう。








いかん!




早くざるそばを食べないと遅刻する!!