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▼後半戦Kick Off

後半の頭から選手交代

㉜高橋 → ⑩町田



ヤマト
「よーっし!走るぞ!!」




前半、あまり存在感を見せられなかった㉜高橋。
前線へのチェイシングの甘さを指摘されていたとの事だった。



後半早々、ジェフにビッグプレーが飛び出す。




まだ後半開始1分の所だった。





右サイドでボールを持った⑥山本が中央にパスを送る!





山本
「(ちょっと厳しいか.....!?)」




パスの受け手は⑧清武。




前に走る⑧清武の後方にボールがいってしまう。








清武
「ほいよっと。」







これをヒールでフリック!





浮いた球が中央の㊿指宿の上空に。






ヒールでフリックした⑧清武はそのまま前線に駆け出す!






指宿
「.............へぇ....なるほどな。」





この浮き球を丁寧に頭で前方に送ると、そこに走りこんだ⑧清武にドンピシャ!








清武
「サンキュ、イブ♪」











ザシュ!!










ショートバウンドをしっかりとミートさせたシュートがゴールネットを揺らした。








スタンドは唖然。







実況
「ゴ、ゴラッソーーーーーー!!!!これはスーパープレーが飛び出した!!清武功暉ーーー!!!!」






アップ中の控え選手のもとへ向かう!






菅嶋
「なんなんすかそれー!!!」







「気持ち悪っ!気持ち悪っ!!!」






海人
「やったな、コーキ!!」






あまりに見事な一連の流れだった。






船山
「(.........いかん、おれのゴールが薄れていく.............!)」










2-0









しかし、チャンスの後にはピンチが訪れるもの。




早い攻撃から長崎がジェフの左サイドを突破すると、早めにアーリークロスを放り込む!





ここに斜めに入ってきたFWが完全に裏を取る!





オフサイドは無い!!










ドシュ!







優也
「くっ......!!(反応が間に合わない...)」











ガン!!









だがこのシーンはポストに救われる。






これが一つの分岐点だったか。







54分





㊿指宿が中央で相手を引きはがして前を向きゴールへ向かうと、たまらず長崎がファールを犯す。





ゴール手前、約25m。





キッカーポジションには⑧清武と⑪船山。






清武
「.....おれ、結構調子良いんス。行って良いッスか!?」





船山
「..........................可能性くらいは見せろよ。」







だが、そんな⑪船山の言葉をよそに。













ザシュ!!!











ゴール左上に見事に決めて見せた!!









実況
「ゴォォォォォル!!今日2点目ーー!!今度は得意のフリーキックからー!」







勝負を決定づける3点目に、スタジアムのサポーターはお祭り騒ぎ!





『キ!ヨ!キ・ヨ・タケ!!』







船山
「(......................マジで俺のゴールの影が薄くなってないか....?)」









3-0









お決まりのようにすぐさまピンチを迎える。




長崎は後方から長いボールを前線に送ると、これを⑨ファンマが胸で逸らす。




トップスピードでFWが抜け出てGKと1対1!!












ズドン!















強烈なシュートが枠に襲い掛かる!












バシィィ!!!














優也
「あっさり返されるわけにはいかねぇ!!」





GK佐藤がこのシュートをしっかりとはじき出す!







3点をとってもジェフは守りには入らない。

むしろ相手への圧力を強めていく。




ヤマト
「追うぞ!!走るぞ!!!」







すると、相手が中盤で足を滑らせる!





こぼれ球拾うと右サイドへ展開。


㊿指宿が持ち上がる!







右サイドで少しタメて時間を作ると、逆サイド、駆け上がってきた⑧清武へ!








指宿「...............良いトコいやがる...」













清武
「イブちゃーん、大好き♪」
















ザシュ!







完全フリーで受け取った⑧清武がしっかりとゴールへ流し込む。









実況
「清武だぁぁぁぁ!!ハットトリックーーーー!!!!」









『マジかよーーーー!!!』









サポーターの興奮が止まらない!












清武
「いやぁ、悪いねイブ♪」




指宿
「俺にも取らせろ....!」









船山
「..............................................」










4-0









68分 ③近藤 → ⑰大久保





次の試合はミッドウィークだ。
疲れを残さない為にもここで③近藤を下げる。




完全イケイケのジェフの勢いは全く衰えない。




69分にはボックス内に侵入した⑭アランダが球際の強さで強引にシュートまで持っていく。

しかし、残念ながら放ったシュートは右ポストを叩く。



72分には右コーナーから細かいパスワークで相手を引き付けると、⑩町田から狙いすましたスルーパスがボックスのニアスペースを捉え、⑰大久保がボールを受ける。

これを折り返すと、完全フリーの㊿指宿。

しかし、無人のゴールに流し込む事が出来ず、ここでふかしてしまう。




攻撃陣に新しい風を入れようと⑯菅嶋を用意させるが...



ここで㉖岡野が足を攣ってしまう。








岡野
「ってぇ~~.......」



大久保
「これは難しそうだな....」







76分 ㉖岡野 → ㉘乾








「あちゃぁ....ごめん、ヒロキ君。遠慮なく貰っときます♪」





菅嶋
「あー!もう、うるせ!!さっさと行け!!兄貴を潰してこい、ちくしょーめ!」




近藤
「.......まぁ、残念だったな、ヒロキ(^_^;)」





バシバシ㉘乾を叩いて送り出す。
















尚も走るジェフ。

雨を吸ってユニフォームもスパイクも重くなっている。
晴れている時よりも何倍もキツかった.....


それでも走る事を止めない。





試合前に誓った事だ。






ヤマト
「はぁ.....はぁ.....

(こんなチーム状況で、雨も降って、ちょっと動員も下がって......でも、今日来てくれたサポーターが"来て良かった"と思える試合にしなくちゃ...!)」






そしてこのハードワークが実を結ぶ。







⑩町田のプレスが相手のパスミスを誘発すると、ボールを拾った⑪船山が自らゴールへ進む。



船山
「よし、空いてる....!!」













ドシュ!!
















迷わず振り抜いた右足から放たれたシュートが、GKの手をはじいてゴールに吸い込まれた。








船山
「っしゃーーー!!どうよ!」







渾身のガッツポーズの⑪船山。



しかし、ゲームが決している事と拾うからチームメイトがなかなか駆け寄って来ない。









船山
「................................................」









アランダ
「やったなタカユキ。FWのお前のゴールを一番待ちわびていたヨ。」





ニコリと笑ってグッと抱き寄せた。










船山
「......................先生....!」









この一連を見ていた⑩町田がすぐそばでニヤニヤしていた。







5-0


 






試合終了






大量得点ながらピンチもあったものの、無失点に終える事が出来た。


チームにとって大きなプラスになった事には違いない。








近藤
「よーしよし!あとはアウェイで同じ戦いが出来るか。そして、天候が違ってもやれるかどうかだな。」














エスナイデル
「(..........よし、だいぶチーム全体の底上げが図れてきたナ...Jリーグの夏の過酷さは事前に調査してあル。
それまでには誰が出ても高いクオリティを出せるようにしておきたかっタ。
...なんとか計画通りに行けそうダ。)」









Fin



 ※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。








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