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前節はショッキングな敗戦を喫した。
上位のヴェルディに対して、前半は圧倒的な展開。
相手監督がイライラする程に自分たちのペースで試合を運んだ。
しかし、結果は3失点で無得点。
ただ、終わった事だ。
これを、未来に生かさなくてはならない。
エスナイデル
「.........前節のやられ方は、絶対に繰り返してはいけなイ。横浜FCとの試合でもそうだったが、失点した途端に気落ちして、やれていた事がやれなくなるのはいただけなイ。慌てない事。一度ボールを動かして落ち着く事。それから、攻撃に転じよう。時間がある時にはそれが出来るハズダ。」
このチームは先制点を奪われて、逆転した事がいまだ無い。
失点してからのケアももちろんの事、先制点の重要さも物語っていた。
『ホームだぞ!!行くぞ!!!』
【システムのマッチアップ】
黄:ジェフ 4-3-3
赤:熊本 4-4-2
▼前半戦Kick Off
立ち上がり、まずは熊本が積極的にプレスに出てくる。
スピードのある⑪グスタボと献身性の高い㊱巻の2人で積極的にチェイス。
これが上手くハマってジェフはなかなか思ったようにボールを運べない。
しかし、ジェフがチャンスを掴む。
後方から長いヘディングを敵陣に返すと、下がりながらの相手のクリアボールを⑭アランダが拾う。
すると、すかさずシュート!!
シュン!
ドライブにかけたシュートも枠の上。
⑭アランダがゴールに向かっての積極的なプレーを見せる。
しかし、やはり熊本のプレスにジェフはてこずる。
中々ボールは運べず、中央の㊿指宿にはボールが入らなかった。
中途半端な位置でボールをロストしては不用意にカウンターを受ける展開。
高橋
「うーん、イマイチ良いリズムにならないな...」
高い位置に仕掛けてボールを失う分には問題がないが、中盤でのミスで失う展開の為、カウンターの受け方が良くない。
しかし、次第にコーナーキックが増えていくと、㊿指宿が魅せる。
右コーナーキックの長いボールがファーサイドの㊿指宿に入る。
しかし、角度は厳しく、シュートコースは無い。
ボックス左、迫る相手を一度背負う。
体を上手く相手に当てながらじりじりとゴールに近づくと、細かいタッチとボディバランスで2枚のマークを引きはがす!!
アランダ
「上手イ!!」
㊿指宿は下がりながらもシュートを放つと、これがしっかりと枠へ.....!!
DFにもあたりながら、ゴールへ向かっていく.....
バシィ!!
だがこれは相手GKがセーブ。
指宿
「...ちっ.................!」
熊本はジェフのゴールキックに対しても前からプレスの構え。
しかし、ここでジェフがビルドアップから見事な崩しを披露する。
GK佐藤からボックス右に開いた㉖岡野へ。
当然ここに熊本FWのチェックが入る。
更に右の⑥山本に展開。
熊本の中盤が捕まえにプレス。
山本
「ジュン、頼む!」
後方の㉖岡野に戻す。
一瞬、ここで捕まってしまうかに思われたが...
ドシュ!
㉖岡野はカーブをかけて前線にダイレクトで送る!
ボールの先には⑪船山!
船山
「...................!!」
そして、更にこの⑪船山がスルー!
指宿
「ナイス!!」
相手の中盤を飛び越えて、一気に最前線の㊿指宿までボールが通った!!
右で相手を引き付け、これを上手く突破すると、逆サイドはがら空き。
⑧清武が走りこむ!!
残念ながらこれはフィニッシュまで行けない形ではあったが、熊本に脅威は与えた。
敵将、清川監督も腕組みをしながら考え込んでいる。
清川
「(...........うむ...体力的な事もある。あまり前がかりに行き過ぎても良くないかもしれないな....序盤のジェフの出鼻をくじく事は出来た。まずは及第点か。)」
ここから少し熊本がプレスを弱める。
一方、熊本の攻撃はというと、最前線に入った⑪グスタボがしきりに裏を狙っている。
屈強なフィジカルコンタクトとスピードを武器に、一度裏を取られ体を入れられればファールでしか止められないような相手だ。
最終ラインは神経をすり減らしていた。
近藤
「(コイツはかなり厄介だな.......単純にスピードがあるだけなら、場合によっちゃあジュンが追いつけるが...)」
27分
ジェフのショートコーナーから後方に下げたボール、これを⑮熊谷がカットされる!
熊谷
「し、しまった.....!!」
最終ラインが整っていない中、⑪グスタボがスピードに乗る!
バシィ!
グスタボ
「!!?」
この目を摘んだのが⑭アランダ!
ボムヨン
「ナイス!アランダ!!」
序盤のプレスによって、イマイチ勢いに乗り切れないジェフ。
このまま前半が終わるかに思われたが...
ボフ!!
熊本の最終ラインからルーズなハイボールが前線に送られる。
落下地点には㉖岡野と⑪グスタボ。
ガッ!!!
下がりながらのDFに、㉖岡野がグスタボに抑え込まれる!
岡野
「(.......なんだコイツ!!めちゃくちゃ強い....!!)」
㉖岡野が倒れるもノーファール!
近藤
「マズい!!!」
ゴール前、③近藤が慌ててカバーに走るも間に合わない!
ズドン!!!
強烈なシュートが枠を捉える!!
バシィ!!!!
ガシャ!!
優也
「ぅらあ!!!!」
GK佐藤優也の超反応!
強烈なシュートを右手一本ではじくと、これがバーを直撃してリバウンドを抑え込んだ。
実況
「そ、それを止めるか佐藤優也ぁぁぁぁぁぁ!!!!ビッグセーブゥゥゥゥゥ!!」
どよめく場内。
岡野
「す、すんません、優也さん......!」
優也
「バカたれが!さっさと顔を上げろ!」
前半終了
0-0
※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。
前節はショッキングな敗戦を喫した。
上位のヴェルディに対して、前半は圧倒的な展開。
相手監督がイライラする程に自分たちのペースで試合を運んだ。
しかし、結果は3失点で無得点。
ただ、終わった事だ。
これを、未来に生かさなくてはならない。
エスナイデル
「.........前節のやられ方は、絶対に繰り返してはいけなイ。横浜FCとの試合でもそうだったが、失点した途端に気落ちして、やれていた事がやれなくなるのはいただけなイ。慌てない事。一度ボールを動かして落ち着く事。それから、攻撃に転じよう。時間がある時にはそれが出来るハズダ。」
このチームは先制点を奪われて、逆転した事がいまだ無い。
失点してからのケアももちろんの事、先制点の重要さも物語っていた。
『ホームだぞ!!行くぞ!!!』
【システムのマッチアップ】
黄:ジェフ 4-3-3
赤:熊本 4-4-2
▼前半戦Kick Off
立ち上がり、まずは熊本が積極的にプレスに出てくる。
スピードのある⑪グスタボと献身性の高い㊱巻の2人で積極的にチェイス。
これが上手くハマってジェフはなかなか思ったようにボールを運べない。
しかし、ジェフがチャンスを掴む。
後方から長いヘディングを敵陣に返すと、下がりながらの相手のクリアボールを⑭アランダが拾う。
すると、すかさずシュート!!
シュン!
ドライブにかけたシュートも枠の上。
⑭アランダがゴールに向かっての積極的なプレーを見せる。
しかし、やはり熊本のプレスにジェフはてこずる。
中々ボールは運べず、中央の㊿指宿にはボールが入らなかった。
中途半端な位置でボールをロストしては不用意にカウンターを受ける展開。
高橋
「うーん、イマイチ良いリズムにならないな...」
高い位置に仕掛けてボールを失う分には問題がないが、中盤でのミスで失う展開の為、カウンターの受け方が良くない。
しかし、次第にコーナーキックが増えていくと、㊿指宿が魅せる。
右コーナーキックの長いボールがファーサイドの㊿指宿に入る。
しかし、角度は厳しく、シュートコースは無い。
ボックス左、迫る相手を一度背負う。
体を上手く相手に当てながらじりじりとゴールに近づくと、細かいタッチとボディバランスで2枚のマークを引きはがす!!
アランダ
「上手イ!!」
㊿指宿は下がりながらもシュートを放つと、これがしっかりと枠へ.....!!
DFにもあたりながら、ゴールへ向かっていく.....
バシィ!!
だがこれは相手GKがセーブ。
指宿
「...ちっ.................!」
熊本はジェフのゴールキックに対しても前からプレスの構え。
しかし、ここでジェフがビルドアップから見事な崩しを披露する。
GK佐藤からボックス右に開いた㉖岡野へ。
当然ここに熊本FWのチェックが入る。
更に右の⑥山本に展開。
熊本の中盤が捕まえにプレス。
山本
「ジュン、頼む!」
後方の㉖岡野に戻す。
一瞬、ここで捕まってしまうかに思われたが...
ドシュ!
㉖岡野はカーブをかけて前線にダイレクトで送る!
ボールの先には⑪船山!
船山
「...................!!」
そして、更にこの⑪船山がスルー!
指宿
「ナイス!!」
相手の中盤を飛び越えて、一気に最前線の㊿指宿までボールが通った!!
右で相手を引き付け、これを上手く突破すると、逆サイドはがら空き。
⑧清武が走りこむ!!
残念ながらこれはフィニッシュまで行けない形ではあったが、熊本に脅威は与えた。
敵将、清川監督も腕組みをしながら考え込んでいる。
清川
「(...........うむ...体力的な事もある。あまり前がかりに行き過ぎても良くないかもしれないな....序盤のジェフの出鼻をくじく事は出来た。まずは及第点か。)」
ここから少し熊本がプレスを弱める。
一方、熊本の攻撃はというと、最前線に入った⑪グスタボがしきりに裏を狙っている。
屈強なフィジカルコンタクトとスピードを武器に、一度裏を取られ体を入れられればファールでしか止められないような相手だ。
最終ラインは神経をすり減らしていた。
近藤
「(コイツはかなり厄介だな.......単純にスピードがあるだけなら、場合によっちゃあジュンが追いつけるが...)」
27分
ジェフのショートコーナーから後方に下げたボール、これを⑮熊谷がカットされる!
熊谷
「し、しまった.....!!」
最終ラインが整っていない中、⑪グスタボがスピードに乗る!
バシィ!
グスタボ
「!!?」
この目を摘んだのが⑭アランダ!
ボムヨン
「ナイス!アランダ!!」
序盤のプレスによって、イマイチ勢いに乗り切れないジェフ。
このまま前半が終わるかに思われたが...
ボフ!!
熊本の最終ラインからルーズなハイボールが前線に送られる。
落下地点には㉖岡野と⑪グスタボ。
ガッ!!!
下がりながらのDFに、㉖岡野がグスタボに抑え込まれる!
岡野
「(.......なんだコイツ!!めちゃくちゃ強い....!!)」
㉖岡野が倒れるもノーファール!
近藤
「マズい!!!」
ゴール前、③近藤が慌ててカバーに走るも間に合わない!
ズドン!!!
強烈なシュートが枠を捉える!!
バシィ!!!!
ガシャ!!
優也
「ぅらあ!!!!」
GK佐藤優也の超反応!
強烈なシュートを右手一本ではじくと、これがバーを直撃してリバウンドを抑え込んだ。
実況
「そ、それを止めるか佐藤優也ぁぁぁぁぁぁ!!!!ビッグセーブゥゥゥゥゥ!!」
どよめく場内。
岡野
「す、すんません、優也さん......!」
優也
「バカたれが!さっさと顔を上げろ!」
前半終了
0-0
※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。
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