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幸先よく先制点をあげたものの、前半終了間際にミスから失点を喫したジェフ。
このまま崩れるわけにはいかない。
なんとかチームの雰囲気を盛り立てようと、ロッカールームでは皆が気丈に振舞っていた。
岡野
「すんません、優也さん.......」
優也
「いや、おれもあれは飛び出したのは結果的には厳しかった。お前に任せた方が良かった。ただ、一度出たら戻れないんだ。その時は何とかフォローしてくれ。」
一方のファジアーノ岡山のロッカールーム。
一通りの指示が監督から送られると、最後に助言を残した。
長澤監督
「.......いいか。これは戦術というよりは頭に入れておいて欲しい事だ。攻撃陣。相手のCBの㉖番。頭を越えて下がりながらの対応が良くない。ルーズボールに対する処理も悪い。引き続き裏を狙うんだが、流れたルーズボールにあの㉖番が対応する場合はこぼれ球があると思っておけ!」
▼後半戦Kick Off
互いにメンバーの変更は無し。
後半に、ジェフはあまり良い入りが出来ていない。
やはり前半終了間際のショックが残るか。
もしくは、良い時間帯で試合をイーブンに戻した岡山の勢いが勝っているか。
後半に入っても岡山は積極的にプレスに出てくる。
50分
岡山がカウンターから左サイドを突破すると、対応した⑥山本を抜き切らずにクロス!
中央、③近藤の死角から㉚豊川が飛び込む!
この時③近藤と接触して③近藤が倒されるが、主審の笛は鳴らない!!
完全にフリー!
優也
「....くっ.......!!」
豊川
「もらったーーー!!」
シュン....
しかし、フリーで放ったヘディングは枠の左へ....
豊川
「まじかよー......」
優也
「(助かった......)」
しかし、ほっとしたのも束の間。
54分
相変わらず厳しい岡山のプレスを前に、左サイドで㊲ボムヨンが追い詰められると、中央への横パスをカットされる!
ボールを奪った⑲片山から中央に低い折り返し!
戻ってきた⑦勇人が足に当てるもクリアは不十分!!
こぼれた球は⑧石毛の足元に転がってきた。
ドシュ!!
思い切り蹴りこんだシュートがネットに突き刺さる!
実況
「あーーーーーーーっと!!!勝ち越したのは岡山ーーー!!!!ジェフ千葉、またもやミスからの失点ーー!!!」
エスナイデル
「チッ........」
2-1
㊲ボムヨン → ⑪船山
⑭アランダ → ⑩町田
ボムヨン
「あぁっ!!!!」
ここでシステムを変更する。
4-3-3へ変更
エスナイデル
「相手のプレスをまずは外す必要がある。少しワイドに攻撃を組み立てるゾ!」
3トップの両ワイドが幅を取る形で、攻撃の幅を広げる。
サイドチェンジも織り交ぜる事で徐々に攻撃の形が出来始める。
岡山は中盤も高い位置を取ってボールを奪いに来るため、ここを突破できるとカウンターのチャンスは作りやすかった。
走力のある⑪船山と⑩町田が入ったことで、カウンターの鋭さは増していた。
71分
カウンターからルーズなボールをなんとか繋いで、中央の㊿指宿にボールが入る。
そこに右から切り込んできた⑪船山へボールが渡る!!
完全にフリー!!
ザシュ!!
丁寧にコースを突いたシュートは見事にキーパーの脇を抜けていった。
ガシャ!!
船山
「!!!?」
しかし、このシュートがクロスバーを叩く!
天を仰ぐ⑪船山!
だがすかさず二次攻撃。
ボックス内で再び⑪船山にボールが渡る。
振り向きざまに、相手の股を抜く見事なシュートを放つ!!
バシィ!!!
実況
「船山シュートォォォ!!あっと、しかしGK一森ファインセーブゥゥゥ!!ゴールを許さない!!!」
カウンターを警戒した岡山は、プレスのスタートラインを下げて対応する。
プレスを弱めた。
81分 ㉜高橋 → ⑨ラリベイ
ここで更にシステムを変更。
4-4-2
最前線にツインタワーを並べる格好。
ここからシンプルに㊿指宿にボールを放り込む攻撃が増え始める。
しかし、岡山も集中を崩さない!
守っては最前線でボールをキープし、時間を使う。
㊿指宿の高さは最後の最後まで圧倒的な強さを見せたが、その後の攻撃に繋がる事は無かった。
ピーーー!ピピーーーーーーッ!!!!
試合終了
2-1
ホーム岡山勝利
今季初の連勝をかけて臨んだアウェイゲーム。
しかし、またもこのチャンスをものにする事は出来なかった。
選手たちは呆然と遠くを見つめる。
高橋
「うーーーーん.......なかなか遠いな......」
⑦勇人は、歯を食いしばりながら、拳を握りしめ、サポーターを見つめていた。
勇人
「情けねぇ...........」
Fin
※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。
幸先よく先制点をあげたものの、前半終了間際にミスから失点を喫したジェフ。
このまま崩れるわけにはいかない。
なんとかチームの雰囲気を盛り立てようと、ロッカールームでは皆が気丈に振舞っていた。
岡野
「すんません、優也さん.......」
優也
「いや、おれもあれは飛び出したのは結果的には厳しかった。お前に任せた方が良かった。ただ、一度出たら戻れないんだ。その時は何とかフォローしてくれ。」
一方のファジアーノ岡山のロッカールーム。
一通りの指示が監督から送られると、最後に助言を残した。
長澤監督
「.......いいか。これは戦術というよりは頭に入れておいて欲しい事だ。攻撃陣。相手のCBの㉖番。頭を越えて下がりながらの対応が良くない。ルーズボールに対する処理も悪い。引き続き裏を狙うんだが、流れたルーズボールにあの㉖番が対応する場合はこぼれ球があると思っておけ!」
▼後半戦Kick Off
互いにメンバーの変更は無し。
後半に、ジェフはあまり良い入りが出来ていない。
やはり前半終了間際のショックが残るか。
もしくは、良い時間帯で試合をイーブンに戻した岡山の勢いが勝っているか。
後半に入っても岡山は積極的にプレスに出てくる。
50分
岡山がカウンターから左サイドを突破すると、対応した⑥山本を抜き切らずにクロス!
中央、③近藤の死角から㉚豊川が飛び込む!
この時③近藤と接触して③近藤が倒されるが、主審の笛は鳴らない!!
完全にフリー!
優也
「....くっ.......!!」
豊川
「もらったーーー!!」
シュン....
しかし、フリーで放ったヘディングは枠の左へ....
豊川
「まじかよー......」
優也
「(助かった......)」
しかし、ほっとしたのも束の間。
54分
相変わらず厳しい岡山のプレスを前に、左サイドで㊲ボムヨンが追い詰められると、中央への横パスをカットされる!
ボールを奪った⑲片山から中央に低い折り返し!
戻ってきた⑦勇人が足に当てるもクリアは不十分!!
こぼれた球は⑧石毛の足元に転がってきた。
ドシュ!!
思い切り蹴りこんだシュートがネットに突き刺さる!
実況
「あーーーーーーーっと!!!勝ち越したのは岡山ーーー!!!!ジェフ千葉、またもやミスからの失点ーー!!!」
エスナイデル
「チッ........」
2-1
㊲ボムヨン → ⑪船山
⑭アランダ → ⑩町田
ボムヨン
「あぁっ!!!!」
ここでシステムを変更する。
4-3-3へ変更
エスナイデル
「相手のプレスをまずは外す必要がある。少しワイドに攻撃を組み立てるゾ!」
3トップの両ワイドが幅を取る形で、攻撃の幅を広げる。
サイドチェンジも織り交ぜる事で徐々に攻撃の形が出来始める。
岡山は中盤も高い位置を取ってボールを奪いに来るため、ここを突破できるとカウンターのチャンスは作りやすかった。
走力のある⑪船山と⑩町田が入ったことで、カウンターの鋭さは増していた。
71分
カウンターからルーズなボールをなんとか繋いで、中央の㊿指宿にボールが入る。
そこに右から切り込んできた⑪船山へボールが渡る!!
完全にフリー!!
ザシュ!!
丁寧にコースを突いたシュートは見事にキーパーの脇を抜けていった。
ガシャ!!
船山
「!!!?」
しかし、このシュートがクロスバーを叩く!
天を仰ぐ⑪船山!
だがすかさず二次攻撃。
ボックス内で再び⑪船山にボールが渡る。
振り向きざまに、相手の股を抜く見事なシュートを放つ!!
バシィ!!!
実況
「船山シュートォォォ!!あっと、しかしGK一森ファインセーブゥゥゥ!!ゴールを許さない!!!」
カウンターを警戒した岡山は、プレスのスタートラインを下げて対応する。
プレスを弱めた。
81分 ㉜高橋 → ⑨ラリベイ
ここで更にシステムを変更。
4-4-2
最前線にツインタワーを並べる格好。
ここからシンプルに㊿指宿にボールを放り込む攻撃が増え始める。
しかし、岡山も集中を崩さない!
守っては最前線でボールをキープし、時間を使う。
㊿指宿の高さは最後の最後まで圧倒的な強さを見せたが、その後の攻撃に繋がる事は無かった。
ピーーー!ピピーーーーーーッ!!!!
試合終了
2-1
ホーム岡山勝利
今季初の連勝をかけて臨んだアウェイゲーム。
しかし、またもこのチャンスをものにする事は出来なかった。
選手たちは呆然と遠くを見つめる。
高橋
「うーーーーん.......なかなか遠いな......」
⑦勇人は、歯を食いしばりながら、拳を握りしめ、サポーターを見つめていた。
勇人
「情けねぇ...........」
Fin
※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。
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