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「我々は良いゲームをしていタ。足りないのは決定力だけだっタ。」



試合を終え、監督インタビュー。

いつものお決まりのように同じコメントを繰り出すジェフ千葉の指揮官、エスナイデル監督。




記者
「いつも同じコメントだな...面白味がないというか。もう何も手を打つ事はないと思ってんのかな?」


記事としての見栄えも無い為、記者たちも溜息をつく。


サポーター界隈でも、
「無策」
「仕込みが甘い」
など、悪い噂もたち始めていた。









ヤマト
「...監督、頑なにメディアには多くを語らないな。」



菅嶋
「サポーターも不必要に不安を感じてると言うか...悪い方向にいかなければ良いけれど。」



船山
「....ふん。俺たちは俺たちのやる事に集中してれば良いんだ。」



近藤
「(フナの言う事は正しい...だが、ナーバスになっている選手も中にはいるからな...)」



優也
「チームは着実に進化している。だが、"待ち"のスタンスでは何も得られない。監督を信じる事。そして自分たちで考える事だ。」





執拗に試合後のコメントを定型化しているエスナイデル監督。




試合前にシステムを明かしたり、相手がどれだけ対策しようと隠さずに自分たちの目指す形を追究する一方で、実はディテールの部分はあまり表に出していなかった。





長谷部
「(チームはしっかりと前に進んでいるよ...戦術の熟練度もそうだし、選手たちの自覚も芽生え始めている。)」



昨シーズン終盤、指揮を執った長谷部コーチも自分たちの進んでいる道に疑いは無いようだった。






エスナイデル
「(......結果が思った以上についてこないのは事実ダ。もっと上位にいておかしくない内容、クオリティを出せていル。だが信じなければ結果はついてこなイ。私は信じていル。私の挑んでいるこの挑戦も、そして私の選手たちの事モ...!)」





第18節が終わってのジェフの成績は6勝6分6敗。
14位。

首位との勝ち点差は10。
プレーオフ圏内との勝ち点差は6。


もうすぐ夏の戦いに突入する。
シーズンの結果を占う大切且つ難しい時期だ。



監督も、コーチも、選手も。

信じている。

あとは結果を出して、サポーターに信じてもらうだけだ。






エスナイデル
「...........初めから全てが上手くいっても面白くないじゃないカ。監督として、チームの成長を見れる事程幸せな事はなイ...!」






















エスナイデル
「まだ我々は強くなル...!!」












02






Fin



 ※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の分析はいつも通り行っておりますので試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。