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どもども、ずーかーきーです。

えーと、今日だけは感傷的な記事を書かせてください(笑)


ジェフ千葉が最終節、後半アディショナルタイムにキャプテン近藤選手の逆転弾で、劇的にPO進出を手にしました。

アディショナルタイムが5分と表示された瞬間、スタジアムの誰もが絶対点取れると信じていたし、スタジアムのボルテージは増すばかりで...


そして、タイトルにある通り、ボクは人生で初めてサッカー観戦で涙を流しました。


ドゥさんが逆転弾を決めた瞬間でもなければ、プレーオフ進出が決定した瞬間でもない。


逆転弾が決まったあとの残り時間。

バックスタンドに目をやった時に、皆が立って、歌い、手を叩いていた光景を目にした時でした。
こんな景色は見た事が無かったから...
(ボクはジェフサポになってたったの3年ですから大した歴史はありませんが)




そしてその光景は、ボクが見たかった景色でした。



老若男女問わず、皆が一つになり、チームを信じ、励まし、そして喜び合う。



この最終節には約16,000人の人が集まりました。



どうして?

6連勝していたから?
プレーオフがかかっていたから?


もちろんそれもあると思いますが、ボクが考える一番の要因は違います。






それは、『サポーターが楽しそうだったから』です。






2017年エスナイデル・ジェフのサッカーを応援する人たちが楽しそうだったから、見たくなった。
サポーターが毎週幸せそうにしていたから、スタジアムに行ってみたくなった。

そうなんじゃないかなって、ボクは思っています。


今年はサポーターも雰囲気も変わったよねって、よく耳にします。

サポの一人一人の意識が変わったというよりは、ポジティブな声が大きくなったんだと思っています。

今まではネガティブな人の声が大きかった。
けれど、今年は”元々”ポジティブだった人の声が大きくなった。
だから、ネガティブな人の声が目立たなくなった。


確かにシーズン途中、アンドリューへの批判、為田への批判もありました。
エスナイデルへの批判もありましたね。当然。


でも、頑張れって。
ナイスプレーって。
見ていて楽しいって。

一人一人が声をあげたから、色んな人も、流れも引き寄せた。
そしてその空気は、必ず選手に伝わる。

それがチームの力に還元されていく。

その結果の16,000人。
7連勝。
プレーオフ進出なんだと思います。



思い返せば、シーズンが始まる前に、いぬゆな氏と話した内容です。これ全部。

「ネガティブな声が目立っているのは、それが多数派だからじゃない。ポジティブな人が大人しいからだ。ポジティブな人の方が多いんだから、ポジティブな声を発信するようにすれば、必ず雰囲気は変わる。」




そんな景色が見たいなぁと思っていました。


今年はブログの内容にしろ、自分の企画にしろ、出来るだけポジティブな人たちが声をあげていく雰囲気を作れるように尽力してきたつもりで。


いや、ボクの思った通りにこの雰囲気を作り出したなんて考えて無いっスよ!!
マジで。


言いたいのはそこじゃなくて。





......自分が見たかった景色をようやく目にする事が出来た。

だからほんの少しだけ報われた気がして、その景色を見た時に涙が出てしまった。





というだけの話。

まだ何も勝ち得てないからね。










ただ、もう少しだけこのチームを見る機会が増えて、幸せです。