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ジェフのエースナンバーの今季初ゴールで勝ち越しに成功したジェフ!

フクアリでの逆転劇はスタジアムのボルテージが一気に上がり、その熱量が選手たちに降り注ぐ。













ジェフの選手に力を。



対戦相手に圧力を。













76分
㉕茶島 → ⑭小島




ピッチ上の選手たちに運命を託していた指揮官。
交代を取り下げていた⑭小島をいよいよ投入。












フクアリの大きな声援を全身に受ける選手たちの運動量はなかなか衰えない。

前線の選手たちが守備に奔走する。


その気迫は当然相手には圧力となる!











79分


猛烈なプレスバックから自陣で⑩町田がボールを奪うと、すぐさま顔を上げて左の⑪船山にパスを送る!

完全にフリーで独走態勢!!!




















船山
「はぁ......はぁ........はぁ...........!」














実況
「完全に抜け出した船山ぁぁ!!!GKと1対1ーーー!!!」
















トップスピードに乗ったまま右足を振り抜く!!






















しかし!


















バシィィ!!!













これはゼルビアGK高原が立ちはだかる!!!






実況
「この大ピンチをやらせない!!高原がゼルビアを救うビッグセーブゥゥゥ!!!」
















高原
「そう何度もやらせるわけにはいかないぞ...!」







船山
「はぁ...はぁ........何度だって脅かしに来るッスよ......!」




























がむしゃらに走った。





守備に。

攻撃に。






それでも止まる事無く、キツイ表情一つ浮かべずにボールを追いかけ続けた。















ゼルビアサポーター
「................船山って.....こんなに走るのかよ....!」








船山
「(日々のトレーニングだって全力でやってんだ....食事だって当たり前に取り組んでる。
やわな鍛え方してねぇんだよ.....!)」














80分





ゼルビア陣内で押し込んだ所、中途半端なクリアを中盤で⑭小島が拾うとダイレクトで左の⑪船山へ。



しかし、パスを警戒して相手が寄せてこない!



















近藤
「..........舐められてるぞ.....!...それで良いのか ...!?」









エスナイデル
「...........ストライカーにコースを譲るとどうなるか、教えてやレ!!」

















ゼルビアの守備陣はパスを警戒したが、残念ながら⑪船山はそんなやわな男ではなかった。

何度だってゴールを目指し、いつだってゴールを見ている男だった。












船山
「.................................!!」














この状況に何かを思う事は無かった。

ゴールを見据える事など、いつも通りだからだ。
















無心で、全力で。

振り抜いた右足から放たれたシュートは。

















GKを避けるようにしてゴールに突き刺さった。



























雄叫びが......スタジアムを熱狂にもたらした。


















実況
「ゴ、ゴラッソォォォォォォォーーーーー!!!!!」











ラリベイ
「タカユキ!」




近藤
「そうこないとな...!」




勇人
「やりやがった.....!」





為田
「さーすが♪」










ベンチを飛び出して全員が⑪船山の元に駆け寄る!







そして、頭のてっぺんまで興奮した指揮官が迎え入れる!






それだ!と指揮官が叫び。

見たか!とストライカーが叫ぶ。













狼を讃えるチャントを歌い終えても、スタジアムはどよめいていた。

















この後1点の追撃を許すも、佐藤優也が体を投げ出してゴールを死守する。


相手選手との激突にうずくまりながらもボールは放さない....!






















優也
「水差すんじゃねぇ..........!!」














攻撃陣も奮闘する。


⑨ラリベイも最後の最後まで死力を尽くして走った!!














ラリベイ
「ハァ......ハァ..........ボクに出来る事をやり切らない訳には行かなだろウ.............!!」






















このホームで。






皆で笑おう。





















サポーターを含めた全員の願い。





















終了の笛の瞬間、スタジアムは完成に包まれた。




















そして、狼はクシャっと笑った。
















船山
「疲れた.............まぁ、入って良かったわ。」










Fin

※選手のセリフ、心情は全て妄想です。フィクションです。
試合の流れ自体はノンフィクションですが、何卒ご留意下さい。