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ちゃらーす☆

さて、2016シーズン、ジェフを支える小さな巨人。

背番号14 町田也真人

出場機会に恵まれず、一時は腐りかけていたこの技巧派プレーヤーが、いかにして2016シーズンに結果を出しているのか。
彼のプレーのどこに注目すべきなのか、彼の何が凄いのか。
ほんの少しだけピックアップ。


▼ダッシュ&ダッシュ
これはもう見ればわかる所。
とにかく走る。

スプリント回数は毎試合チームトップクラスの数値を叩き出す。

長い距離を走る体力も大事。
しかし、フットボールはマラソンではない。

走るスピードも当然場面によって異なってくる。

スプリントは言うまでもなく一気に肺活量にダメージを与える”キツイ”アクション。
その上、筋肉にも大きな疲労を与える。

肺活量と筋持久力の両面を追い込む。


スプリントは基本的にボールを持っていないシーンで発生することが多い。

ボールを持っているとその分速く走る事も難しいし、相手は当然プレッシャーに来る為、ボールを”よく持つ”選手はあまりスプリントの回数は増えない。

どちらかというと、守備で相手を追いかける時、スペースを埋める時。
そして攻撃時でもオフザボールでスペースへ駆け抜ける時に発生する。

ボールを持っていないので、徒労に終わる可能性も高い、なかなか報われないプレー。
精神的にもキツイ。

そんなしんどい作業をとにかく繰り返す。
がむしゃらにボールを追いかける。
相手を追いかける。

それが町田也真人。


その姿に心を打たれるサポーターもきっと多いハズ。


▼ボールに触れる時間が短い
町田のプレーの特徴は、ボールを持っている時間が短い事。
パスを受けてもすぐにはたく。
ワンタッチではたく事も非常に多い。

しかし、それはどれも正確。
ここで高い技術を見せる。

その上、ボールを長く持たないから相手にも捕まらない。
相手が慌てて寄せてもすぐにボールは他所へ。

これを繰り返されると、DF側もしんどい。

寄せても奪えない。
寄せが無駄にさえ思えてくる。

そして、ここでもとにかく動く。
ワンタッチではたいては動く。
相手を引き付けては動き直す。

こうして相手の陣形はかき乱されていく。
DFは動き回る町田を追い続けるわけにはいかず、マークを受け渡す。
しかし、この受け渡しも、どこかで綻びが生じる。

すると、最後の重要な局面でフリーになる事が出来る。

こうして町田は決定機を生み出していく。


▼ボールはシンプルに起点になった選手に不思議と戻ってくる
これは町田に限らず、フットボールでよくある話。

得点が欲しくて、自分で強引に行くとどうしても捕まってしまう。

しかし、ゴールへ向かう一歩手前。
シンプルにボールを味方に預け、攻撃の起点に影を潜めると、不思議とラストパスが自分の目の前に転がってくる事が、フットボールの世界で往々にして起こる。

起点になったあと、その選手は”終わった選手”とみなされてマークが手薄になる。
三人目の動きになりやすい。
フットボールの神様が見ている。

まあ、理由はいくつも考えられるだろうけれど、チームの為にシンプルにプレーした選手には最後に褒美が待っている。

第25節の清水戦、ジェフの1点目の船山の得点なんかはイメージが近い。


※1分40秒あたり
セカンドボールを拾った船山がシンプルにボールを預けると自身がフリーになりゴール前でラストパスを受ける。


ここでは船山を例にとったが、こういったシンプルさが、町田のゴールラッシュ、チャンスシーンを生み出す助力になっているように個人的には思う。

そして敢えて触れなかったが、ジェフサポには有名な⑭町田のシュート練習。
出場機会に恵まれない時、とにかくシュートを徹底して練習。

その成果も当然重要な局面で発揮されている。

ボレーの上手さも際立っている。


決して動きを止めない事。
いつでもボールを受ける準備をしている事。
ボールは持たない、触れるだけ。

個人の輝きよりもチームの輝きを第一に考えた結果が、最終的に個人の輝きを生み出している。

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町田也真人のシンプルなプレーに今後も目が離せない。


WIN BY ALL!!